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来年為替市場のキーワードはドル高だとウォール街は異口同声だ。ドイツ銀行はこれからドル高があと2年も続き、貿易加重計算では約10%の値幅があると指摘、ドル対ユーロ、円の上昇の可能性を強調し、対新興国や資源国通貨のドル高も有力視としている。
ドラギECB議長はマーケットを慰める言葉を述べたものの、市場の反応が鈍かった。米11月雇用統計の良さに鑑み、ユーロ安派の動揺は隠せない。
ドルインデックスは、先週水曜日に13年来の高値を付けたものの、木曜日は2.1%の下落で一転2009年3月以来のワーストパフォーマンスを記録した。
モルガンスタンレーは2016年、円のパフォーマンスに賭けている模様。ドルより円の上昇が早いと予測、ドル/円は従来のターゲットである125円を改めた。
同行は来年ドル/円のターゲットを115円に据えた。
これは市場のコンセンサスと異なる。ブールムバーグの調査では、多くのアナリストは126円程度の円安を見込んでいる。
ゴールドマン・サックスは10月22日にてユーロ/ドルがECB会議前1.05関門に迫るだろうと予想していたことが記憶に新しい。現在のレートに鑑み、現実味が一段と高まる。
最新レポートでは、ゴールド・サックスは更に「過激」なターゲットを提示している。
12月15~16日FOMC、0.25の利上げがFRBに決定されるでしょう。これは10年に近いスパンにおける米初の利上げとなる。
ウォール街はドル高に賭けている、その最右翼はゴールドマン・サックスであろう。年内でもユーロ/ドルのパリティを予想しているほどだ。年内と言えば、実質1ヶ月しか残っていないが・・・
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昨日ゴールドマン・サックスは2016年トレーディングにおけるベストチャンスを提示、FRBとECBやBOJの政策相違は2016年のメインテーマ、ドル高がすでに進んでいるものの、対ユーロや円になお上昇余地ありと指摘した。
以下は同行が提示したトレーディグ・チャンスのベスト6
暦は今年も終りに近い。年間相場の流れを纏めるにはやや早いと感じるが、シティバンクは2015年の資金の流れを研究し、年末年始における取引の注意点をかき出した。
結論から言うと、同行は2016年がリスクオフになりやすい年と見る上、リスクコントロールの重要性を喚起している。また、以下のように4つの注意点を開示した。