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Category Archives: ブルベアFX

本日のレポート・ドル/円

いろいろ事情があって、ブログの更新がしばらくしていないが、本日配信したレポートを開示したと思う。本文は以下の通り(17:24配信)

米FOMC後ドル/円は一旦軟調、昨日陰線引けをもって7月高値と「ダブル・トップ」のフォーメーションを形成していく可能性が示される。しかし、それはあくまで一時のサインで、同サインの否定(つまり高値更新)をもって
前記「ダブル・トップ」の可能性を否定し、更なる上値余地を大幅に拓く蓋然性が大きい。

昨日の陰線がもららした反落波、このまま継続される場合は昨日の罫線自体を「強気リバーサル」のサインと見なせるが、そうでない場合は「アウトサイド」と見なし、これから高値更新があれば、却って上昇波の加速につながる。
換言すれば、上昇途中のサインと見なすか、それとも頭打ちのサインと見なすかによって雲泥の差が出る。

総合的にみると、途中のサインと見なすのが合理的ではないかと思う。GMMAや一目均衡表が示すブル基調の強さのほか、チャート上に記しているように、8月安値を起点とした「逆三尊」の成立や上放れもこれからの高値トライ
、また足元なお途中であることを示唆。

その上、プライスアクションのサインを整合的に見なければならないでしょう。前記「三尊底」の上放れに伴い、9月18日(A)罫線や9月20日(B)罫線が示した「強気リバーサル」の連続は典型的な上昇途中サインとして解読でき、事実上の「強気アウトサイド」サインでもあった。ゆえに、高値更新したとの勢いに繋がり、また9月21日罫線が一時示した「スパイクハイ」の疑いも否定したわけで、上昇トレンド自体の継続を示す。ゆえに、その延長線に位置する昨日の罫線、過度解釈すべきではなく、FOMCの通過で一旦陰線引けしたものの、結果的になお途中のサインとして機能していくと推測でき、またこれからの踏み上げを繋がっていく可能性さえ読み取れる。

言ってみれば、昨日の陰線を「ダブル・トップ」の前兆と見なす者はすでにショートを仕掛けたが、これから仕掛けてくるでしょう。この場合はやはりこれからの踏み上げの土台を作ってくるから、新規ショートポジションの増加
はトレンド継続させる上不可欠、また有利であることを強調しておきたい。プライスアクションは相場の心理を読み取るツールでもあるから、整合性をもつ判断は重要だと思う。112円台は総じてサポートゾーンと化し、押しも総じて浅い程度に留まるでしょう。


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ドル/円のアナリシス(1)

ドル/円について、最近「ブルベアFX通信」のレポートをもってロジックを説明したい。
まず5月30日日足でのアナリシスは以下の通り。

5月30日配信 「オポチュニティ ドル/円・基調の維持」

ドル/円 日足(5月30日作成)

リスクオフ云々よりもドル/円の「八連陽」が行き過ぎだったので、先週ドル/円の大幅反落はそれに対する修正といえる。昨日の続落はその継続であったが、主要クロス円と違って、日足におけるドル/円の基調が崩れたとは言い切れない。

何しろ、上のチャートで表示しているように、昨日の大幅下落があったにもかかわらず、GMMAチャートにおける短期線グループと長期線グループの逆転がなお確認されず、この前の「トビウオ」のサイン(緑矢印)を否定するにはハードルが高いではと思う。

というのが、昨日の安値はメインサポートを試し、また一旦制限された公算が高い。同メインサポートゾーン、一連の高、安値(a~d)で形成されていただけに、容易く下放れできないでしょう。メインサポートゾーンを下放れでき
ない限り、GMMAにおける「キャシャロット」(デッドクロス)のサインが点灯されないと推測でき、オシレーター系指標らのサイン(その多くは反落自体を単なる調整と示す)と相まって、目先の下げ一服感を漂わせる。

プライスアクションの視点では、昨日と本日の罫線で「インサイド」を形成していくでしょう。同サインの上放れがあれば、一旦底打ちを示唆してくれるかとみる。いつものように、ドルの反騰があれば、ファンダメンタルズによる
ドル高を支援する材料も後に出やすいから、イタリア問題の一服も想定される。


52週線で測る

中長期スパンでは、120日線や200日線が日足においてもっとも重視さると前回にて指摘した。では、週足はどうなるかというと、一般的に52週線が基準になっている模様だ。この基準をもって、各市場大まかの状況をまず確認しておきたい。


ドル/円 週足(@IG証券)


豪ドル/円 週足(@IG証券)


ポンド/円 週足(@IG証券)


金 スポット 週足(@IG証券)


WTI原油先物 週足(@IG証券)


英FTSE100種株価指数 週足(@IG証券)

あくまでセンチメントの問題だが、52週線との位置関係や乖離などの目安をもってフォローしておけば、根本的なミスを起こさずに済むでしょう。

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売買コストで測る

移動平均線の本質は売買コストである。このうち、市場関係者がもっとも重視する移動平均線は120日と200日線だと聞く。前者はヘッジファンや年金基金など機関投資家らの判断基準になりやすく、後者は市場関係者らの心理基準となる模様だ。こういった見方は必ずしも精密ではないが、大まかの測りとしてフォローしておけば、大局観を捉まえるかと思う。

最近の相場はどうなっているかを見極めるため、120日線(緑)と200日線(赤)のみのチャートを見てみよう。


ドル/円 日足 (@IG証券)

ドル/円は120日線を越えったものの、200日線に抑えられている。両線の位置関係に鑑み、大分地合いが改善されたものの、ドル/円はなおリバウンドの段階におると言えるでしょう。


ユーロ/ドル 日足 (@IG証券)

ユーロ/ドルは200日線を下回った。当然のように、先に120日線を破れたので、トップアウトの蓋然性を暗示しているかと思われる。但し、昨年5月後半のように、両線がクロスするような市況(今回は逆でデットクロスになると想定される)になるまで一気にいくかどうかは定かではないでしょう。


金 スポット(@IG証券)

ドル建て金はやはり200日線に一旦支えられている。昨年2回も同線を大きく割り込んだものの、その後V字型反騰を果たしたから、200日線割れがあっても忽ちベアの構造になるとは限らないでしょう。やはり120日線と200日線のクロス待ちたいところだ。


ダウ指数 (@IG証券)

ダウ指数は長期ブルトレンドを維持してきた。今年第一四半期における反乱が大きかったとはいえ、やはり200日線に支えられていることがメイン基調の維持を示唆。但し、先々週の反騰、丁度120日線に抑えられたことに注目すれば、油断できないことも暗示されるかと読み取れる。


日経225 (@IG証券)

日経225はもっとも波乱してきたものだ。2月の頭が120日線に見事に抑えられ、その後200日線を大きく割り込んでいたが、V字型回復を果たし、再度両線を上回っている。200日線は短期スパンにおけるサポートさえ見られるから、地合いが改善されつつあるかと思う。

売買コストで測る市況は大まか以上の通りだが、これからは如何に。

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基準を持つ

市況をフォローしていくには、一貫している基準を持つことは大事だ。引き続きポンド/円とスポット金の市況を確認しておきたい。


ポンド/円 週足 (@IG証券)

ポンド/円に関して、我々はずっと2016年安値から引かれたメインサポートライン(一旦下放れしたので、厳密に言うとその延長線である)の重要性を指摘してきた。先々週において一旦ブレイクしたものの、先週は陰線引け、先々週の上昇幅をほぼ帳消しただけではなく、再び同延長線を下回ったから、反落波へ復帰したか、これから復帰することが暗示される。この場合、当然のように、早晩2月安値を割り込みことに。


スポット金 日足 (@IG証券)

ドル全体の切り返しにつれ、金の下落は比例しており、当然の結果と言える。一方、200日線(赤)割れの有無が当面の焦点となり、割り込めない上、ベアトレンド云々も性急であろう。しかし、メイン抵抗ゾーンのトライ、長期間に渡ってブレイクできず、その後反落してきから、200日線を下回り、そしてより弱気基調を強めていくのも射程圏に収めるでしょう。市況は以下に。

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円売りの目途

円売りが目先進んでいる。その目途について、やはりドル/円と豪ドル/円が違ってくるから、足元のポイントを指摘しておきたい。


ドル/円 日足 (@IG証券)

ファンダメンタルはさておき、テクニカル上のポイントとして以下の2点が目立つ。まず本日ボリンジャーバンドの上限(2σ)を突破しており、また離れて大引けしそうな勢いなので、これは昨年年初からなかったサインである。従って、目先いささかオーバーボートがあっても、これから切り返しの余地が拓けるかと思われる。

次に、かなり反騰してきたとはいえ、昨年12月高値を起点とした全下落幅の半分戻りに過ぎなかった。対照的に、RSIのほうが昨年11月高値よりも高い水準を示し、「リバーサル」のサインを構築しつつある状態だ。要するに、矛盾したサインが点灯しはじめていることだ。

テクニカルアナリシスにおけるツールが多ければ多いほどお互い矛盾したサインが出やすい。重要なのは整合的な視点をもって観察することだ。結論から申すと、ボリンジャーバンドの上限を久しぶりに突破した分、短期スパンでは幾人上値余地をなお拓けるかと思いながら、その後の頭打ち、また反落も想定しておきたいでしょう。但し、RSIのサイン、ベアトレンドの継続よりも近々切り返しの一服あり、といった程度の解釈は妥当かと思い、過大評価すべきではなかろう。


豪ドル/円 日足 (@IG証券)

豪ドル/円の状況は極めて「ノーマル」だと思う。繰り返し指摘してきたように、豪ドル/円は過去のレンジを下放れ、また大型「三尊型」のフォーメーションを維持しているから、リバウンド自体が限定されるでしょう。この意味では、最近84関門前後の頭打ちの示唆(日足のプライスアクションのサイン)が「効くべきところで効いた」わけだから、従来のシナリオや見通しを維持するほかあるまい。ドル/円の大幅切り返しにつられ、豪ドル/円も中段保ち合いの形成に留まっているが、ベア構造自体が修正されず、早晩下値打診をもって復帰しよう。市況はいかに。

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