2015年残り1ヶ月、ユーロドルの行方は・・・
12月15~16日FOMC、0.25の利上げがFRBに決定されるでしょう。これは10年に近いスパンにおける米初の利上げとなる。
ウォール街はドル高に賭けている、その最右翼はゴールドマン・サックスであろう。年内でもユーロ/ドルのパリティを予想しているほどだ。年内と言えば、実質1ヶ月しか残っていないが・・・
しかし、シティグループのG10通貨ストラテジーSteven Englander氏、先週にてレポートを発表、ドル高を追うに慎重なスタンスを取るべきだと警鐘を鳴らした。また、12月FOMCまでにドルロングポジションを決済しないと遅いと指摘した。
氏はFOMCがより穏やかなスタンスを取るだろうと予測、利上げと共にハト派姿勢を示し、より多くの理事に支持されるだろうと推測した。理由はシンプルだ、金融市場の異変を引き起こしたくないからだ。
実際、先週月曜日、イエレンさんが消費者グループリーダーへの書簡にて、利上げのステップを慎重にせざるをえないと書いてあった。利上げと同時にタカ派スタンスを示せば、流動性が薄い目下において、マイナス効果を引き起こすことになるから、すべてのデータについてハト派と思われる解釈をこれからイエレン氏が行っていくだろうと推測された。
マーケットがECB緩和政策を織り込んだとすれば、12月3日ECB会議を待たずにユーロのショート筋が買戻しに動くだろうとも推測され、長期投資家によるドルの押し目買いがあっても、ドルの大幅スピード調整を阻止できないだろうとの見方が示された。
シティグループは為替位置において世界最大手、約16.1%のシェアを有し、一年前は16%だった。シティの見方に同調するアナリストらは、市場の争点、次に利上げ時期や利上げの回数にシフトしているため、米12月利上げという材料のみでドル高を継続させるには不十分だと語っている。
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陳 満咲杜
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