大きなフォーメーション
我々はクロス円における円高の進行を警戒してきた。豪ドル/円は主要クロス円の円高をけん引してきた分、下落幅も大きかった。先週一時昨年4月安値を割り込んでいたところは証左であろう。

豪ドル/円 (@IG証券)
前回(2月26 見方の維持)、豪ドル/円の「三尊天井」といったフォーメーションを示し、大したリバウンドなしで更なる下値余地を拓く可能性を指摘していたが、その通り急落してきたから、同フォーメーションが成立され、目先リバウンドしているところ、短期スパンにおけるスピード調整と見なすべきであろう。換言すれば、フォーメーションが大分時間をかけて成立してきたので、一旦成立すれば、その支配力が維持される公算が高いから、トレンドの修正はなかなか難しいとみる。
更に、上のチャート上にて示しているように、より長いスパンでみれば、より大きい「三尊天井」が見えなくもない。より大きなフォーメーションを紫色で表示し、黄色でこの前表示したフォーメーションに比べ、所謂「ネックライン」がより早い段階で下放れされたことが分かる。言い換えれば、最近継続した豪ドル/円の下落は同大型フォーメーションの下放れに起因し、またその下放れがあったからこそ、直近のフォーメーションの成立や下放れにつながったわけだ。
こういった視点でみれば、前記のロジックはよりわかりやすいでしょう。直近のフォーメーションにしても、より大きなフォーメーションにしても、下放れを果たした以上、また同指示ターゲットが達成されていない以上、豪ドル/円のメイントレンドはやはり下落方向で、切り返しがあっても調整的な値動きと見なすべきである。戻り自体こそ程度の差があるものの、戻り売りといったメインスタンスはしばらく維持されよう。市況はいかに。
戸松さんと対談させていただきました!2018年以降の国内外の株式市場、為替相場で注目すべきポイントをご紹介!
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ドル/円のサイン
ドル/円は昨日切り返してきた。同切り返しの蓋然性、先週3月2日「ブルベアFX通信」のレポートをもって説明したい。チャートは本日の作成なので、ご注意を。

ドル/円 日足(@IG証券)
[黒田日銀総裁の発言でドル/円はまた急落してきた。発言に関する報道自体も分かれており、「19年度ごろ出口を検討していること間違いない」や「19年度より前に議論になると考えてない」と全く違うように聞こえ、市場関係者も
困惑していると推測される。
材料自体よりも材料が相場にもたらした影響に注目すべきなので、今回黒田さんの発言は試金石になるではないとみる。要するに、ここから安値更新の有無によってドル/円の内部構造を推測できるところだ。何しろ、所謂「出口
政策」は円のアキレス腱なので、円高を加速していくことが容易に推測される。
ところで、既述のように、サイクル論では20週~23週のボトム形成が数えられ、先々週は2017年9月安値から23週を通過するタイミングにあたり、2月16日にて一旦反発したのもわかりやすいかと思う。同日の罫線「スパイクロー」のサインを点灯していたから、ここから安値更新の有無が一層注目されるでしょう。
RSIなどオシレーター系指標の強気ダイバージェンスに鑑み、仮にここから安値更新を回避できれば、逆に反騰の気運を高めるでしょう。昨年11月高値を起点とした下落波をジグザグ変動見なす場合、昨年12月高値から最終子波が数えら
れ、また同子波自体の5波構造に鑑み、所謂「二番底」の可能性があると思われる。
但し、仮に「二番底」の形成があっても2月21日高値の回復は容易ではなく、また108円台の抵抗が厚い、といった判断は変わらない。「二番底」の確認、大分時間がかかる見通しである上、オシレーター系指標らの指示、再度安値更新でやっと効いてくる可能性も大きい。この場合、最終子波の更なる延長で104円台前半の下値トライもあり得るから、要注意。]
以上の既述のように、安値更新してから「ダブル・ボトム」をつけるといったシナリオが想定範囲なので、昨日ドルの切り返しがなお弱いものの、その兆しを露呈してきた。米長期金利の上昇、米株の反乱をもたらしたが、米株が切り返しを継続している分、米ドルと米長期金利のパフォーマンスがこのままずっと背離していくのも想定されにくい。
更に、ドル全体(ドルインデックス)の切り返しがすでに観察され、ドル/円の下値余地があっても制限されよう。この上、日足におけるボトム~ボトムと数えるサイクルでは、20週~23週といった波動リズムが観察され、昨年9月安値107.33からすでに24週間を通過、先週末の安値を深く割り込めない限り、同サイクルがそろそろ効いてくる可能性もある。黒田日銀総裁による「2019年度出口政策」の発言、2%物価目標を前提条件としているが、市場はそれを無視して反応した経緯に鑑み、一旦落ち着く可能性も大きい。が、総じて日銀に関する思惑が高まりやすい状況におり、何等かの材料で安値更新を果たす場合、最大102円後半の打診もあり得る。また、メイン抵抗の108関門前後~109半ばの回復は容易ではなく、しばらく安値圏での保ち合いを有力視。
昨年年末、戸松先生との対談にてドル/円の予想を行い、果たして今の市況にあてるかどうか。詳細は下記のリンクをご参照。
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3月6日(火): 金融市場の重要な指標発表
金融市場における日々の重要指標のスケジュールを掲載しています。
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3月6日(火)
09:30 豪 1月 小売売上高 [前月比]★
前回:-0.5%
12:30 豪 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表★★
前回:1.50%
24:00 米 1月 製造業新規受注 [前月比]★
前回:1.7%
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3月5日(月): 金融市場の重要な指標発表
金融市場における日々の重要指標のスケジュールを掲載しています。
発表内容によっては為替相場が動きますので事前にチェックしておきましょう。
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3月5日(月)
10:45 中 2月Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)★
前回:54.7
17:50 仏 2月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)★
前回:57.9
17:55 独 2月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)★
前回:55.3
18:00 欧 2月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)★
前回:56.7
18:30 英 2月 サービス部門購買担当者景気指数(PMI)★
前回:53.0
19:00 欧 1月 小売売上高 [前月比]★
前回:-1.1%
19:00 欧 1月 小売売上高 [前年同月比]★
前回:1.9%
24:00 米 2月 ISM非製造業景況指数(総合)★
前回:59.9
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ポンド円 下ヒゲ形成とRSI30%割れ
FXスクール事務局です。
ポンド円の状況を確認したいと思います。

先週末のポンド円相場は145.89円近辺で引けました。
一時144.97円近辺に下落しましたが、その後は押し目買いも入り、長い下ヒゲを形成したカタチです。
RSI(14)はこの下落により30%ラインを下抜けてきました。
この水準は昨年8月に示現した安値と同水準となり、約6ヵ月ぶりの水準です。
実線の下ヒゲ形成とRSIの30%割れ、GMMA長・短期線とのかい離による一服感が出る可能性もありますので、目先はこの水準で下げ止まるかが注目されます。
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反対の視点
前回の記事ではWTI原油先物と英ETSE100株価指数を取り上げたが、今回は同じく商品と株価指数をみてみたい。が、米株指数のほうがより重要なので、ウォール街株価指数(ダウ指数)を取り上げたい。IG証券さんなら、こういった商品先物や株価指数の多数を有し、更に欧米個別株をCFDを通じてワンストアでアクセスできるから、個人投資家でもマクロ型ヘッジファンドに遜色しないトレード環境を手に入れるので、ぜひ活用してもらいたいと思う。
総じて原油高に懐疑的、また米株の下落が途中の調整でまだブルトレンドを維持しているといった見方をもつ筆者だが、シナリオを検証するために敢えて反対の視点をもってチャートを点検しておきたい。なにしろ、片方の視点のみでは偏りやすいから、自分のシナリオと矛盾するサインを却って重視したほうがより適切な判断、また正しい認識に繋がりやすいからだ。

WTI原油先物 週足(@IG証券)
原油のブル基調に対する懐疑的な見方、主にドルの切り返し、といったシナリオに依存するが、ドル全体はまだまだ弱いままで、「底割れ」を辛うじて回避という程度に留まっている。ゆえに、週足におけるシグナル、目先むしろ強気基調が維持されることを示し、トレードにおいて原油のショート(メインストラテジー)が時期尚早であろう。
高値から反落してきたとはいえ、明らかにポリンジャーバンドの基準線(21週線)がサポートと化し、また上向く傾向を維持しているから、ドル全体が切り返してきたとはいえ、目先頭打ちされたかどうかはなお定かではなかろう。
その上、チャート上に記したように、週足では大型「複合型三尊底」のフォーメーションが示され、また「ネックライン」の上放れ」が確定されていたから、同フォーメーションが示す上値ターゲットが達成されていないうち、頭打ちに関する想定も慎重にすべきであろう。

ウォール街株価指数 日足(@IG証券)
ウォール街株価指数に関して、諸説があり、また見方が分かれている状況自体が正常なので、単純にテクニカルの視点のポイントを収めておきたい。二つ代表的なオシレーター系指標で状況を把握したいが、複雑な測り方をやめ、シンプルな視点でフォローしていきたい。
まずMACDでみると、米株の長期ブルトレンドにおいて、同指標はほとんどゼロラインの上に推移してきたことが分かる。2月初の急落でゼロラインを下回ったのが当然だが、問題は2月28日までの切り返しがあっても同ラインの回復につながらず、むしろ頭押さえられたところを重視すれば、強気になれないでしょう。換言すれば、MACDの二本線自体のシグナル(クロス)よりも二本線が揃ってゼロラインを上回れるかどうかは肝心であるから、目先まだシグナルの点灯を確認できず、あまり楽観すぎないほうがよいであろう。ベアトレンドへすでに転換された場合、MACDが長期間に渡ってゼロラインの下にて推移するはずなので、判断基準の一つとして要注意。
RSIでは、2月初頭の急落で30の水準を下回り、強気「リバーサル」のサインを点灯してその後の急反発をもたらしたが、同サインがもたらした上昇が再度高値更新しないと、単に「売られすぎ」に関するリバウンドに過ぎないので、あまり過大解釈できない。高値圏での波乱が続ければ続くほどベアトレンドへ転換していく可能性が大きいから、ここ辺も注意しておきたい。市況はいかに。
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3月2日(金): 金融市場の重要な指標発表
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3月2日(金)
08:30 日 2月 東京都区部消費者物価指数[前年同月比]★
(CPI、生鮮食料品除く)
前回:0.7%
08:30 日 1月 失業率★
前回:2.8%
08:30 日 1月 有効求人倍率★
前回:1.59
18:30 英 2月 建設業購買担当者景気指数(PMI)★
前回:50.2
19:00 欧 1月 卸売物価指数(PPI) [前月比]★
前回:0.2%
19:00 欧 1月 卸売物価指数(PPI) [前年同月比]★
前回:2.2%
24:00 米 2月 ミシガン大学消費者態度指数・確報値★
前回:99.9
「陳満咲杜のFXスクール・ジャパン」 事務局






