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なぜ豪ドルの下値を追うべきではなかったのか?
豪ドル/ドル 日足
現在保ち合いしているものの、豪ドル/ドルは2日から大きく切り返してきた。11月14日の大陰線やその後形成された「インサイド」のサインに鑑み、本来安値更新で大きく続落してもおかしくなかったが、安値更新した11月29日にて「ブルベアFX通信」は「安値追うべきではない」と指摘した、そのわけは?同日レポートを下記に公開、ご参照を。
豪ドル/ドル 日足 11月29日(金) 22:03 配信
豪ドル/ドルはそろそろ底打ちした可能性がある。根拠は以下の通り。
まず、10月末高値0.6930を起点とした下落をあくまで反落子波と見なし、10月1日安値0.6671を起点とした全上昇幅の半分押しを果たしたところ。
次に、11月14日大陰線を一旦割り込みしたが、下落モメンタムの加速を確認しておらず、同下放れ自体がダマシである懸念が浮上してきた。11月27日まで続く「インサイド」のサインの形成や一旦下放れに鑑み、目先を含め、値動き限定なので、前記疑いが濃厚。
最後に、押しを反落子波と見なした場合、下落ウェッジというフォーメーションの形成や上放れの可能性も浮上してきた。まだ確認できるサインを待たなければならないが、RSIなどオシレーター系指標のシグナルに鑑み、すでに上放れの準備をできつつあるとみる。総合的にみると、目先下値追いを避けたいところ。
ポンド上昇の蓋然性
ポンド/ドル 日足
上のチャートが示すように、現在ポンドの高値更新や上昇が確認されている。材料面における証明は本日いろいろ報道されるが、重要なのは市場の内部構造であり、また値動き自体が後付けとなる材料を先に織り込む傾向にある。この意味では、ポンドの上昇を予測するのが難しくなかったはずだと思う。「ブルベアFX通信」11月28日レポートをもって説明したい。本文は以下の通り:
ポンド/ドル 日足(2019/11/28 17:27)
ポンドは昨日切り返ししてきた。デイリーでも指摘したように、22日安値1.2824に迫ったものの、一転して高く大引け、日足では強気「アウトサイド」や「リバーサル」のサインを点灯、保ち合いの一巡を示唆。
同見方、こらから抵抗ラインのブレイクをもって証明され、また上昇モメンタムの加速につながるでしょう。GMMA長期線グループのサポートを再確認、という意味合いでも整合性を取れ、上放れを待ちたいところ。
更に、抵抗ライン自体が「ネックライン」の役割を果たす。8日安値を「ヘッド」と見なした場合、保ち合い自体が「ヘッド&ショルダーズ・ボトム」を形成、上放れをもって一段と上値余地を拓くでしょう。総合的にみると、ポンド/ドルのブルトレンドが再度セットアップされた公算が大きく、上放れがあれば、場合によっては上値追いも一手か。
ブルベアFX通信/Bullbear FX ストラテジー(見本)
(001) 10月4日 22:17配信 ポンド/ドル
ロング@1.2330~1.2350、2@1.2260~1.2280(想定平均コスト1.2295~1.2315)
ストップ@1.2190、ターゲット@1.2650~1.2700
10月11日決済@1.2650~1.2700 最大利益810pips
(002) 10月4日 23:41配信 ユーロ/ドル
ロング@1.0955~1.0975、ストップ@1.0870、ターゲット@1.1030~1.1070
10月10日、11日決済@1.1030~1.1070 最大利益115pips
オポチュニティ ドル/円・「ダマシ」の検証
9月6日のレポートを公開、足元までドル/円続伸のわけを提示したい。本文は以下の通り:
ドル/円 日足 (9月6日作成)
8月28日の「オポチュニティ」の続きとして、ドル/円の現状を再度点検しておきたい。前回指摘したように、8月26日の大陽線(藍矢印)、結果的に「リバーサル・デー」になりやすく、これからの基調の転換をもたらす公算が高まりつつある。
昨日107関門のブレイクをもって同サイン、目先の強気変動も証左材料となるが、気になるところはやはりこの前の抵抗ライン(b)に対するブレイク、「ホンモノ」かどうかであろう。なにしろ、前回のブレイク、8月1日の大陰線(黄矢印)をもって「ダマシ」と証左されたわけだったので、8月の一時104円台前半のトライをもたらした経緯がある。
しかし、よく比較すれば分かるように、昨日の陽線(赤矢印)、抵抗ゾーンのブレイクとして有効の公算は高い。なにしろ、8月1日の大陰線、ザラ場の一時高値更新に留まり、その後一転して大きく反落、弱気「リバーサル」のサインを形成したわけだが、昨日は終値をもってブレイクを果たし、昨日大陽線自体の意味合いも大きかったとみる。
ゆえに、今回のブレイクは8月1日と違って、基調好転のサインとして受け止めるべきだと思う。勿論、8月1日高値109.33を回復するまでなお紆余曲折を覚悟しなければならないが、昨日のブレイクが「ホンモノ」である以上、8月26日大陽線の意味合いがこれからも効いてくると見られるから、早晩達成できる見通し。
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