ユーロ円 30分足における「セリング・クライマックス」からの展開
FXスクール事務局です。
前回はドル円の15分足において【「強気の兆し」から「フォールス・ブレイクアウト」形成後の展開】について考えました。
内容としては、セリング・クライマックス形成から「反動高」→「安値試し」→「強気の兆し」→「押し目形成」→上昇へという展開でした。
今回はユーロ円の30分足チャートを用いて相場展開について考えてみたいと思います。
相場は24日2時頃に121.12円近辺まで値を崩したあと、121.55円近辺まで反動高を演じました。
その後、再び下値を試し展開に下落し始めますが、前回の安値を下抜けできず、アキュムレーション局面(底値近辺での保ち合い)に突入します。
これにより、最初に示現した121.12円近辺がセリング・クライマックスである可能性が高まったと判断できます。
この場合に考えられることは反動高のラインを上抜けて上昇トレンドを形成するということが想定できます。
実線は2度の安値試しを演じますが、直近安値を下抜けることができず、その後、反動高のラインを一定の水準まで上抜けます。この場合、安値試しは2回~3回の場合が多く、その後に反動高のラインを上抜ける展開となります。
これが「強気の兆し」です。
反動高を一定水準上抜けたことで、次に考えられることは押し目形成です。この場合の押し目は、セリングクライマックスの安値から上昇した幅の半値押し、又はネックラインの水準です。
今回のユーロ円はネックラインを一瞬下抜ける場面もありましたが、その後は長い下ヒゲを形成する「フォールス・ブレイクアウト」を演じて、再び直近高値を上抜けて上昇トレンドを継続しました。
この場合の上値ターゲット(目標値)は、フォールス・ブレイクアウトの安値と「強気の兆し」の高値の値幅を倍返ししたポイントとなり、2番目の目標値は、セリング・クライマックスの安値と初動の「強気の兆し」の高値の値幅をネックラインに足したポイントです。※一目均衡表の値幅観測論N計算値に相当します。
ユーロ円はチャートで分かるように2番目の目標値を達成する上昇を演じました。
現行、レジスタンス・ラインで上値を抑えられている状態です。
目先の展開としては、レジスタンス・ラインを上抜けて上昇を継続するか、それとも反動安を下抜けて「弱気の兆し」となるかが注目されそうです。
今回の分析は30分足チャートによるものですので、今後の展開を分析するためには4時間足や日足チャート等で、さらに広い視野による分析が必要になるでしょう。
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