フォールス・ブレイクアウト形成後の展開に注目
FXスクール・ジャパン事務局です。
前回は「ディストリビューションからその後の変動に注目」について考えました。
その後の為替相場は「戻りポイントを上抜けて再び高値を試す展開」はなく、典型的なディストリビューションを演じました。
今回は少し捻くれた、またはダマシの相場について考えてみたいと思います。
下のチャートはユーロ円の1時間足です。
ユーロ円は120円台から一本調子の上昇が継続し、1月19日に122.73円の高値を示現しました。
相場はバイング・クライマックスの後は調整安からデストリビューション(保ちあい)の局面に突入します。
前回の典型的なディストリビューションならば、122.73円を上抜けることなく、ネックラインを下抜けて下降トレンドを形成することになりますが、今回のユーロ円はディストリビューションの最終局面(つまり、3度目の上昇時)で高値を更新する展開を演じました。
これは大きな仕掛け的な買いが短期的に入ったものの、そのあとに急落するというプライス・アクションの原理上、定石となるフォールス・ブレイクアウト(ダマシの上昇)の典型です。
フォールス・ブレイクアウト形成後のネックライン割れは相場の転換を暗示するサインとなり、ネックラインまたは半値戻しを演じた後に下降トレンドを再開します。
相場の急所となるポイントを予め理解していれば、短期的な相場の勢いにダマされることなく、リスクを軽減したエントリーが可能となります。
プライスアクションの原理と応用については、陳満咲杜氏のFXスクールでリアルタイムの相場を用いた日々のセミナーで学習することができます。
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