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豪ドル/円 日足1.2.3

今回は、メルマガ読者様限定レポートを公開したいと思う。

相場の内部構造が往々にして先に存在し、その後ファンダメンタルズの理由が付いてくる、という「相場の真実」を信じれば、所謂材料の出現を待たずに肝心の判断を下せる。今回、豪ドル/円の分析もそれに当たるかと思う。換言すれば、ドル/円にしても、豪ドル/円にしても、内部構造上このまま安値割るには時間がかかるから、一旦切り返しの材料を必要としていた。
安倍政権による大型財政支出や国債発行の構想が円売りの材料として解釈されているからこそ、こういった材料の後付けがより鮮明になっているかと思う。
以下は本文:

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豪ドル/円 日足

円高トレンドの進行、日足を鑑みれば一目瞭然なので、よけいな解釈はむしろいらないかと思う。

ところで、6月24日の値幅が大きく、また日足では典型的な「ピンバー」(即ちだぐり線)を形成したいたから、これから安値更新に時間がかかる見通し。実際、6月24日ほど値幅が大きくないものの、左側の日足を数えてみると、「1.2.3」と表示された日足が同じく「ピンバー」の形を示していたことが分かる。

では、似たような足型が形成された後、下放れを果たすまでどのくらい時間がかかったでしょうか。
調べてみると、1は昨年2月3日の日足だったが、下放れを果たしたのは同8月21日だった、そして2は昨年8月24日だったが、下放れを果たしたのは今年1月7日だった、3は2月11日だったが、下放れを果たしたのは6月16日だったことが分かる。

最短4カ月かかったことに鑑み、豪ドル/円が仮に今回が激しい円高の途中にあったとしても、2週間足らずで安値更新といった蓋然性が小さいと見る。それどころか、やはり今月にて安値更新があれば、むしろサプライズかと思われる。過去相場の変動リズムに鑑み、しばらく中段保ち合いが形成され、次に下放れに土台を構築する値動きとなろう。市況はいかに。

陳満咲杜
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