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ベストなタイミング

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今週のコラムではポンド/円が戦後最安値を更新する可能性があると書いた。根拠はいろいろあるが、今回はサイクルの視点から同可能性を探ってみたい。

gbpjpy20160703d1ポンド/円  月足

上記の月足が示しているように、注意深くポンド/円の値動きを観察すれば、約8/9年ぐらいのサイクルが存在することを発見できる。トップからトップを数えるサイクルの指示通り、2015年6月にて頭打ちとなっていたから、足元までの下落、同トップアウトの蓋然性を証左した後の値動きとしてむしろ自然の成り行きだと見る。

ボトムからボトムを数えるサイクルでも、同じく8/9年サイクルが見られるから、8年サイクルのトップやボトムの高安に鑑み、より低いトップとより低いボトムが形成されなかったのは1995年4月から2007年7月の間だけだったことが分かる。

同「変異」があったからこそ、通常の安値が2000年9月ではなく2003年11月に数えられ、また2007年7月の高値が1998年8月高値を超えた自体を招いたと見る。この意味では、2015年高値が継続して2007年高値を超えられるかどうかは非常に重要な焦点となったわけだ。何しろ、そうであれば、8年サイクルが前回のサイクルの投射でブル構造(より高いボトムとより高いトップ)になる公算が高いからだ。しかし、2011年安値更新したことに加え、2015年高値が2007年高値に程遠かっただけに、このような構造が幻に終わったといえる。

要するに、従来のサイクルの構造に復帰したわけだから、2011年安値を更新していく蓋然性が高い、ということである。また8年サイクルの指示通りなら、再来年(2018年)も重要なボトムを付けられるでしょう。その時の安値が果たしていくらとなるでしょうか。英国旅行、やはり再来年がベストなタイミングか。

陳満咲杜
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