相場において遅延は危険ということを頭に刻む

コンシェルジュ-EYES

正しいトレードに乗ることができたとしても、なお買うのが遅過ぎたり、売りのが早過ぎたりして、損をすることがあります。マーケットが急騰を見せ、トレンドが上昇になったのを確認するまで買うことを待つことがあります。もしマーケットがある十分な値幅の上昇をとったとすれば、反落は当然起こります。反落を見せたところが丁度買い建てをした後だった場合、そしてその時もし出鼻を挫かれ意気消沈し、悲観的になってしまえば、落ち玉してマーケットから離れることになるでしょう。その後になって、上昇波動が再び始まることになるのです。

マーケットがある程度の上昇を見せた時、もう十分高値を出し切ったと判断して、買いポジションを手仕舞いしたり、また新規に売りポジションを建てたりして、そしてそれが早過ぎることがしばしばあります。それはあなたがそう期待したことに他ならないのです。しかし、期待は決して利益を生み出すことはありません。現実を直視しなければならないでしょう。
明確なトレンドの変化を待つべきなのです。もし売りポジションを保有して、または買いポジションを手時まい、それが早過ぎ、そして相場が逆方向に動いた場合、しばしば相場が天井に達した丁度そのあたりの時間帯に買い戻す、または買い直すという間違いを犯すことになり、損失を被ることになるのです。

トレンドに従うことが大切です。マーケットが上下いずれかのトレンドを形成していると諸指標が明示した時に、売買を行うことです。長く持ち過ぎてはいけません。遅延は危険ということを頭に刻むことが大切です。主要トレンドに沿って立ち回っている限り、現実から学び、適切な時に速やかに行動を起こすことが大切です。

これからはじまるＦＸスクールでは、主要トレンドに従うことがどれだけ大切なことかを学ぶはずです。そして、早くポジションを保有したり、長くポジションを持ち過ぎるというリスクについて学ぶことでしょう。ＦＸスクールは多くの個人投資家が犯している間違った投資方法から離別することで、５年後、１０年後、２０年後と利益を積み重ねることができる真の投資家になるためのレッスンになるはずです。