豪ドル/ドル　ストラテジーからみたポイント

トレーディングレッスン

今回は、豪ドル/ドルのストラテジーからみたポイントについて。

豪ドル/ドル　　時間足
豪ドル/ドルのショートポジションを建て、また決済した。ストラテジーやその後のフォローは以下の通り：Ａ：2016年8月17日 17：46配信ショート＠0.7630～0.7650（逆指値）2＠0.7690～0.7710（逆指値の成立が前提条件）、ストップ＠1.7765、ターゲット＠0.7400～0.7450

Ｂ：2016年8月19日 17：33配信

ショート＠0.7630～0.7650（成立）2＠0.7690～0.7710（成立）、ストップ＠0.7695へ下方修正、ターゲット＠0.7400～0.7450は不変。

Ｃ：2016年8月22日 15：04配信

ショート＠0.7630～0.7650（成立）は維持、2＠0.7690～0.7710（成立）は成り行き決済＠0.7590、ストップ＠0.7630へ下方修正、ターゲット＠0.7400～0.7450は不変。

このようなストラテジーを見ると、初心者の多くは下記のような質問をしてくるでしょう。

まず、なぜ新規注文なのに、逆指値が必要なのか。次に、なぜ2番目の指値注文を必要とするか、このケースでは、戻りをすでに想定したのであれば、戻り売り一本で狙えばよいのでは。

答えは実にシンプルだ。まず、逆指値で新規オーバーする理由とは、需要な節目を割らないと売れないからだ。次に、戻りを想定した上の指値自体が戦略の一環である。言い換えれば、最初から織り込んだ形で初めてストラテジーを組めたからだ。この辺の話、シンプルでありながら実に奥深いから、また詳説したい。