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ドル/円 大型ジグザグ変動

昨日豪ドル/円のチャートをもって、相場の内部構造が往々にして先に存在し、その後ファンダメンタルズの理由が付いてくる、という「相場の真実」を説明していた。本日はもっと前の実例をもって説明しよう。

7月4日作成したレポートで、参議院選挙前だから、円売りの材料がまだ浮上していなかったが、ドル/円の内部構造がすでに足元までの反騰余地を示唆していた。この意味では、きちんとチャートを読めば、ファンダメンタルズ上の材料が「後付け」でくることにすごく納得する気持ちさえ持てるかと思う。市場原理主義者ならではの醍醐味だと思う。
本文は以下の通り:
2016071301
ドル/円  日足

 

昨年6月高値125.85を起点とした下落波、大型ジグザグ変動として推進され、昨年11月高値123.75からC波に入ったと見る。この場合、C波の延長で同子波自体のジグザグ構造が確認され、また6月24日安値98.95をもって完成されたか、これから完成される見通し。いずれにせよ、仮に安値更新が再度あった場合でも、6月24日の大陰線を超えるという意味合いでは8月24日の大陰線の打破と同様、時間がかかる見通しで、一旦安値を迫るものの、安値更新を回避できれば、幾分リバウンドの余地を拓ける。但し、105.54~106.81はメイン抵抗ゾーン、同抵抗ゾーンの上放れなしでは安値圏での変動に留まる。ベア構造の修正、106.81のブレイクが先決条件。

 

陳満咲杜
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