相場が思惑と反対に動いたときにすべきこと

コンシェルジュ-EYES

今回は相場が思惑と反対に動いたときにすべきことについて考えてみたいと思います。

トレードを行い、相場が思惑とは逆方向に動きはじめた時、直ちに何が間違っているのかを見つけ出し、売買を停止しなければ更に大きな損失を被ることになります。

自分が犯した間違いに気付き、トレンドに逆らってエントリーを行ったことを理解したら、ポジションを維持して期待に身を任せても何の役にもたちません。すべき正しい行為は、手仕舞いすることです。

損失を限定することが最も正しい行為であるということが過ちを犯して放置してしまう時に気付くものです。そのことが分かったとき、自分の判断は澄み渡り、より有効な方法で新たな売買を行うことが可能となり、正しい成果を得られる機会がより多くなることでしょう。損勘定のポジションを維持したところで決してなんお役にも立たないことは冷静になってはじめてわかることですが、予め理解し行動することが必要です。

早めに損切りを確定しなければならないことを分かっていても自身の欲望に負けてポジションを維持してしまい、大きな損失を被ったあとから冷静さを取り戻したときに悔やんでも時はもう遅いのです。
こういった局面はトレードの世界では極めて多く遭遇します。多くの個人投資家はひとりで悩み苦しんだ末にどうにもならなくなって大きな損切りを決断することで安堵感に駆られ、習慣化してしまいます。こういった負のスパイラルに陥らないためにも学習し自分よりも優れているものに学ぶことで、ひとりだけでトレードに苦しんでいる人よりも何十倍も早く負のスパイラルから抜け出すことができるはずです。

これから始まるFXスクールでは、トレードという「道」の特殊性を理解して、精神、努力、根性から自尊心の消耗まであらゆる「損失」を回避、あるいは許容範囲に縮小させることができる絶好のチャンスになるでしょう。