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豪ドル/円 戻り売り&レンジ取引

今回は6月13日に書いた豪ドル/円のレポートを公開したいと思います。

audjpy20160616d1豪ドル/円  日足

先週も安値圏にて保ち合い、陽線引きになったものの、一時78関門に迫った。既述のように、5月からトライアングルといった整理パターンを形成、4月22日高値86.38を起点とした下落波の進行、なお継続中の公算が大きく、先週の値動き、途中の子波序列における保ち合いの一環と位置付ける。

もっとも、3月高値86.70を更新できず反落してきた時点、ベアトレンドへ復帰したと見做されたから、豪ドルの頭は重いが想定範囲、これからも続落しよう。1月高値の86.37、3月高値の86.40が形成した「ダブルトップ」に対する「フォールス・ブレイクアウト」、即ち一時の高値更新が「ダマシ」であったことが確認され、同サインをもって、2月安値を起点とした戻り、ベアトレンドへ復帰したと認定したから、これから安値打診が自然の成り行きで、先週の値動きは先々週の続きで整合性を持ち、また先々週高値自体が再度「フォールス・ブレイクアウト」のサインを点灯、同可能性を強化したと見る。

メインカウントでは、我々のシナリオ、即ち2014年11月高値102.84を起点とした下落、13年高値を起点とした下落波における第3子波か、第3子波序列下における「孫波」として位置付けされ、2月11日安値77.44をもって底打ちしたのではなく、これからも安値を更新していくことが維持され、整合性の視点では、2月11日罫線が示す「ピンバー」が寧ろ「アンカー」の役割を果たし、これから安値更新をもたらすでしょう。

従って、今週のターゲット、引き続き77大台割れにあり、また同大台割れをもって72円~74円台の下値打診に道筋を付ける。但し、米追加利上げ観測と同様、豪利下げ余地に関する観測も行き過ぎ、不確実性が高い。この場合、年初来安値更新があれば、一旦下げ止まり、また安値圏での保ち合いに転じる公算も高いでしょう。反面、豪ドルはいわゆるチャイナリスクに晒されやすく、人民元や上海株の動向次第、豪ドルの売り圧力が高まり、ドル/円の下値打診と相まって、豪ドル/円の下値リスクが拡大される、といったシナリオも十分想定される。いずれにせよ、77関門割れがあれば、変動レンジの下方修正が確実なので、引き続き豪ドル安・円高の進行を有力視。

予想レンジ:75.00~79.00
メインストラテジー:戻り売り&レンジ取引


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陳満咲杜
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