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Tag Archives: ユーロ/ドル

ユーロドル 実線とRSI、プライスアクションからみた現状分析

FXスクール事務局です。

今回は現状のユーロドルについて確認したいと思います。

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チャートはユーロドルの日足です。
FXブロードネット社のチャートシステムを使用しています。

実線は4月10日に1.0569ドルの安値を示現した後、レンジ相場上限を上抜けて上昇トレンドを形成しています。その間、一の九均衡表の雲の上方でGMMAチャートの長期線が推移し、GMMAチャートの長期線の上方で実線が推移するといった、大勢の上昇トレンドを演じています。

8月20日には直近高値を上抜けて一時1.2069ドルの高値を示現しました。
ただ、今週はそれを高値に上値の重い展開が続いています。

8月20日に非常に長い上抜け陰線を形成していますが、ここで注目したいのが実線とRSIの逆行現象です。実線が高値を更新しているにもかかわらす、RSIは高値を更新できていません。つまり、短期的に上昇の過熱感が強まっているということが分かります。

プライスアクションの観点から考えると、8月20日の上ヒゲは、「スパイクハイ」の形成です。つまり、上昇トレンドの発生が確認されている状態で、前後数日よりも高値が明らかに突き抜けて高く、終値が安値に近い「上ヒゲの長いローソク足」を形成しており、これはトレンド転換の強いシグナルとなります。
また、その直後のローソク足で前日の安値を下回る「スラストダウン」を演じていることで「スパイクハイ」の信ぴょう性が高まっていると云えそうです。

実線とRSIの関係、そしてプライスアクションのトレンド転換を示唆する強いシグナルを考慮すると、短期的にはGMMAチャートの長期線に打診する展開が高まってきたと判断することもできそうです。

日足ベースでは日柄が非常に浅いことから、上昇余地も下落余地も残されている状態です。仮にGMMAチャートの短期線を終値で下抜けるようなら、深押しを演じる展開も視野に入れておく必要がありそうです。

FXスクール事務局

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相場の「本音」を聞く

テクニカル・アナリシスにおけるアプローチ、いろいろ方法や視点こそ異なるが、共通しているところはやはり値動き自体の分析にある。

値動きは市場の構造を反映、ファンダメンタルズ上の材料を織り込み、そして市場関係者の判断と思惑の結果であるから、値動き自体に専念することは、正に相場の「本音」を聞くことである。