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昨日ポンド/ドルは大きく動いた。昨日夜配信したレポートを公開し、リアルケース・スタディーとしてご覧いただきたい。

2015年12月15日 20：50配信

本日のチャート　　ポンド/ドル　フォーメーションの示唆

ポンド/ドル　時間足

ポンド/ドルは3日安値1.4894をもってジグザグ型切り返しを展開、12日高値1.5239をもって完成された公算が高い。ジグザグ変動における各子波や子波自体の内部構造はチャート上の指示通り。同カウントを証左する材料として、時間足におけるフォーメーションが確認されている。12日高値を「ヘッド」とし、10日高値を左「ショルダー」とすれば、一昨日の高値は右「ショルダー」と捉えられ、「ヘッド＆ショルダーズ」のフォーメーションが形成されよう。この場合、本日再度上値限定され、1.51関門をトライすれば、同フォーメーションのネックラインを試す気運が高まり、下放れを果たす見通し。フォーメーションの指示目標では、下放れ後、1.5関門前後の下値余地が拓けるから、ネックラインの打診を確認してから、売り増しも一手かと見る。

売り増しといっていたのは、先にショートのストラテジーを出したからである。
以下の通り

2015年12月15日 17：03配信

ポンド/ドルショート＠1.5144(成り行き）、ストップ＠1.5210、ターゲット＠1.4960～1.5000

実際、レポートの指摘通り、また売り増しを行った。

2015年12月16日 0：34配信

ポンド/ドルショート＠1.5092(成り行き、売り増し）、ストップ＠1.5185へ下方修正、ターゲット＠1.4960～1.5000は不変

ポンド/ドル　時間足

その後の値動きは上のチャートの通り、想定より激しかった下落であったが、ヘッド＆ショルダーズの形成やその下放れが確認されたからこそであろうと見る。

陳 満咲杜

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