ドル円ＧＭＭＡ１時間足　上昇or下降　ＦＯＭＣ次第ではどちらのシナリオも！

コンシェルジュ-EYES

１２月６日から今日までのドル円相場を１時間ＧＭＭＡチャートの動画で再確認してみましょう。
下降トレンドを形成し、実線は１２０．３５円まで値を崩しましたが、現行、逆ヘッド＆ショルダーズの形成途上にあります。
ＦＯＭＣを控えて神経質な動きとなっています。

ポイント（１）
実線は上値を試しているものの、直近高値を上抜けずに押し目を形成しています。
ここからの注目は直近高値１２３円台ミドルを上抜けることができるかどうかでした。
ところが実線はくじら軍団を下抜ける展開に。

ポイント（２）
実線は一目均衡表の雲に突入した後、一時的に反発したものの、上値はくじら軍団や雲上限が抵抗として機能して再び直近安値を下抜けます。
エントリーポイントとしては、くじら軍団と雲上限に接近した水準、または直近安値を下抜けた水準となります。

ポイント（３）
その後も反発するもくじら軍団が抵抗となり、下降トレンドを形成しました。
つまり、下降トレンドが発生するときは高値を更新せず、上値を抑えられたカタチから直近安値を下抜けるといった動きを繰り返します。

ポイント（４）
実線は鰯軍団を抵抗に雲やくじら軍団からかい離する展開が続きました。
その後直近安値を下抜けて大きく値を崩す展開。
ある程度のかい離幅を形成した後は再び調整の買戻しが活発となり、
くじら軍団に打診していきます。

ポイント（５）
実線は安値を更新することなく、直近高値１２１．８２円近辺を上抜けたことでドル買いが活発となり、値を伸ばす展開を演じますが、上値は一目均衡表の雲上限が抵抗として機能し再び下落へ。

ポイント（６）
実線は直近高値または直近安値をブレイクすることで同方向にバイアスが移動するという習性に留意する必要があります。
実線は再び下降波を形成し、直近安値を下抜ける展開となります。

ポイント（７）
直近安値を下抜けt後、オーバーシュート気味に下落しますが、ある程度のかい離を演じた後は元の水準に戻る動きをみせます。たとえば、ボールを地面に落とした後の跳ね返りのように為替相場もある程度の反発をみせます。
注目すべき点は、直近高値を超える力があるかということです。直近高値を上抜ける場合は同方向にバイアスが移動しているということの確認になります

ポイント（８）
実線は直近高値を上抜けてきました。
目先は１２月１１日に演じたように、一目均衡表の雲上限が抵抗として機能するのか、それとも逆ヘッド＆ショルダーズを形成して上昇に転じるのかどうか。
ＦＯＭＣ後の政策金利発表、そしてイエレン米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長の定例記者会見によってはどちらのシナリオも想定されそうです。