リアルケース・スタディ
昨日「ブルベアFX通信」の「本日のチャート」レポートは以下の通り。ごくごく基本的、かつ初歩的なアプローチだったが、誰でも応用できるテクニカルアプローチだからこそ強く、また通用できると思う。
ドル/円 日足
ドル/円 日足ドル/円は大きく反落してきた。11月9日高値から形成してきたレンジの下放れが確認され、目先の安値打診、なお不十分だと見る。初心に戻り、もっとも基本なアプローチで近々のターゲットを探るとよいかと思う。8月安値115.89を起点とした切り返し、ジグザグ変動をもって11月高値123.75をもって完成され、N字型変動(C≒A)のターゲットを達成したと見る。従って、同高値を起点とした下落、推進波として数えられ、これから6月高値から展開された大型反落へ復帰する気運が高まる。目先のターゲット、もっともシンプルな見方として、11月9日高値から形成されたレンジ変動が長かったことやその下放れしたことを重視し、所謂「倍返し」の目標が達成されていないことを分かる。従って、戻りがあっても、同レンジの下限か、レンジの中間部分に留まる公算が高く、再度安値トライにつながるでしょう。同「倍返し」、一旦121関門割れを示し、10月15日安値118.04を起点とした上昇幅に対する半分押しの120.90と整合性を示し、目先のターゲットとして据え置きしたい。
足許の状況を見てみると、以下のチャートが表示しているように、レンジが下放れ後、本日の高値が丁度元レンジの下限に押さえられ、元の支持ゾーンが抵抗ゾーンと化していることが分かる。これも非常にシンプルでわかりやすい基本的な見方だが、初心に戻れば、素直に値動きに乗れたと思う。
ドル/円 日足
また、注意していただきたいのは、11月18日の高値更新、プライスアクションでみると典型的な「フォールス・ブレイクアウト」のシグナルだったので、レンジの下放れ、同シグナルを証左しただけではなく、同日高値を「ヘッド」とした「ヘッド&ショルダーズ」のフォーメーションの成立も重ねている。従って、本日高値は元ネックラインの再打診とも解釈できるので、もっとネックラインのブレイクに失敗したであれば、やはり再度安値打診に繋がるでしょう。市況は如何に。
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陳 満咲杜
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