米ドル円　戻り売りに上値抑えられる｜海外経済指標と行事予定

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NY外為市況
10日のドル円相場は一時104.84円近辺まで上昇する場面もあったが、上値では5日EMAが抵抗となり、戻り売りが活発になり、長い上ヒゲを形成した。この日発表された１月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）は前月比０．３％上昇し（市場予想と一致）、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は横ばい、前年同月比では１．５％上昇となり、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が目標とする２％を大きく下回った。この統計を受け、ドル売りが優勢となった。また、米連邦準備理事会（FRB）のパウエル議長が10日の講演で「緩和的な金融政策を忍耐強く続けることが重要だ」と述べたこともドル売り材料となった。

２月１１日（木）海外経済指標と行事予定
※時間表記はＧＭＴ、日本時間はＧＭＴプラス９時間

07:00    独：卸売物価指数（連邦統計庁） Jan            
13:30    米：新規失業保険申請件数（労働省） w/e            
    
◇イベント
08:00  フィリピン：中銀金利発表              
08:00　メルケル独首相、コロナ感染抑制策巡り議会演説
16:00  米財務省２０年債・インフレ指数連動３０年債入札条件
17:00　ラマポーザ・南ア大統領が施政方針演説
18:00  米財務省３０年債入札
19:00  メキシコ：中銀金利発表              
    
◇決算予定
ウォルト・ディズニー、アストラゼネカ
    
◇休場
中国、台湾、韓国、ベトナム（以上、旧正月）

執筆：FXスクール事務局「コンシェルジュ-EYES」