106関門前後は肝心
ドル/円 日足
ドル/円は取り合えず106関門を守った。下回れば変動レンジの下方修正をもたらすから、守れるかどうかは重要であろう。
3月における大型V字型反騰、3月10日の大陽線(1)で始まり、同日高値は105.92だったことに鑑み、3月12日(2)の「星線」の形成やその後13日の本格的なブレイク、
そしてブレイクした後数日罫線の実体部分は共に106関門前後に集中したことが新たな変動レンジ(上値余地)が示唆されたことは明らかであった。
故に、5月安値も同関門前後に留まり、再度切り返しを果たし、6月高値につながったたわけ。支持ゾーンとして当面106関門前後の役割を重視、守れば大型保ち合いに留まるでしょう。
反面、3月高値は2月安値より低く、6月高値も110のブレイクを果たせなかったから、トレーディングサイクルでみるとトップ自体が低下する傾向にある。下放れがあれば、一旦103~104円台の下値ゾーンをトライしてもおかしくなかろう。値動きを丁寧にフォローしていきたい。
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