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私たちが用いている通貨は、１ドルを１００等分したセントを基準としています。
昔はドルはビットを単位として分割していました。１ビット＝１／８ドルです。

仮想通貨ビットコインが今話題ですが、昔は、１ビット、２ビット、４ビット、６ビット、１ドルというように呼んでいました。

人々は１ドルを８等分したものを使い慣れていて、これを基準として売買を行おうとします。そのため、自然な価格抵抗ポイントとして形成されることになります。

１ドルを８等分することで、次の価格を導き出すことになります。

１/８＝１２.５
１/４＝２５
３/８＝３７．５
１/２＝５０
５/８＝６２．５
３/４＝７５
７/８＝８７．５
１ ＝１．００

これが価格抵抗ポイントとなり、つまり、売買のポイントとなります。
過去の記録を遡って調べることによって、これらの自然なポイントでどのくらい頻繁に底や天井を形成するものなのか、驚かされるでしょう。
１ドルはまた、１６等分し、１６の部分に分割することも可能です。さらに、１ドルを８等分、１６等分することに付け加えて、多くのトレーダーは区切りのよい数字で売買を行おうとします。

３０　６５　９５
４０　７０　１０５
４５　８０　１１０
５５　８５　１１５
６０　９０　１２０

高値と安値の比率が将来の価格抵抗水準を確定しますが、１００％を超えた時、何が起きることになるかを明らかにすることになります。
また、直近の最高値の比率を用いて、将来の波動の高値を予測し、また、直近の安値の比率と副次的な天井や底を用いることによって、将来の波動の安値を予測することがどのくらい可能となるかを明らかにすることにもなります。

たとえば、１０５を超えると１１０、１１５といった区切りの良い数字が抵抗水準になりやすくなります。

このことを理解し、主要な高値、安値で形成する、重要なすべての価格抵抗水準に注意を払うことで落ち着いて取引ポイントを判断することにも繋がるはずです。

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