ドル円　111円台へ

コンシェルジュ-EYES

FXスクールジャパン事務局です。
今回は再び上昇してきたドル円の動きについてチャートで確認してみたいと思います。

ドル円相場はＧＭＭＡの短期線や長期線が重なる中、実線はＧＭＭＡの短期線を抵抗に一目均衡表の雲を下抜けて8月21日に一時109.77円まで下落しました。
トランプ大統領の利上げへの批判発言や「中国と欧州は為替を操作している」との発言にドル円相場は下落110円を下抜けましたが、その後は22日に公表されたＦＯＭＣ議事要旨でＦＯＭＣメンバーの大半が9月の利上げ容認していることが明らかになると、ドル高円安が進み、一目均衡表の雲下限やＧＭＭＡの短長期線を上抜けて5営業日ぶりに111円台に乗せました。

これにより、ストキャスティクスはゴールデンクロスを形成して上昇、平均足も陽転しています。
一目均衡表の雲を突き抜けると上昇トレンド再開となり底堅い展開が続きそうです。
今週は米ＧＤＰ改定、中国製造業ＰＭＩなどの発表が注目されます。