ドル円　トランプ発言でドル売り加速

コンシェルジュ-EYES

ＦＸスクール事務局です。
今回はドル円の動向について確認しておきたいと思います。

▽ドル円　日足チャート

先週のドル円相場は、パウエル議長の議会証言で「漸進的利上げの継続が最善」と発言したことを受けて一時113.16円近辺まで上昇する場面もありました。ただ、トランプ大統領が19日、「金利上昇は好ましいものではない」「利上げは米国を不利な立場にする」と発言したことで、ドル円は反転下落となり、さらに週末20日に「ドル高は競争力を奪う」と続けざまにトランプ大統領がＦＲＢの利上げとドル高に苦言を呈したことを受けて、ドル安が加速し111.44円まで値を崩す展開となりました。

これにより、実線は19日の高値113.16円が今回のボトムサイクルのトップとなり、反転下落し、週末の相場ではＧＭＭＡ短期線を下抜けて大陰線を形成しました。

今週の主な予定は、ECB政策金利や米GDP速報、米欧首脳会談が注目されており、目先はＧＭＭＡ長期線がサポート役として機能するか注目されそうです。

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