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トレンドライン

上昇トレンドラインは上昇トレンドにおける安値で形成され、下落トレンドラインは下落トレンドにおける高値で引かれる。トレンドラインの利用は主に以下の二点に帰趨できる。まず、調整の目途として参考、トレンド・フォローの参入ポイントとして利用する。次は、トレンドラインの有効突破が確認された後、トレンドの逆転にかけるトレードである。

ところで、相場におけるトレンドの形成が一旦確認されると、突破されるまで再三に渡って測定され、また再三に渡って維持される傾向が強い。換言すれば、トレンドが本当に逆転されるまでトレンドは維持される確率が高く、また何度も繰り返し調整的な値動きを失敗させる習性がある。更に、トレンドラインが通常スパンの長さによっていくつも引かれるが、時には重要なラインほど大分後でないその役割を確認できないから、引いておくことが重要だ。


ウォール街株価指数(ダウ指数) 日足(@IG証券)

2月5日、ダウ指数は一日の下落幅として史上最大と記録していた。ザラ場の安値は一旦トレンドラインを割り込んだものの、高く大引け、明らかに同ラインを意識していた。その後2月10日の安値再打診(所謂二番底)も同ラインにほぼ合致、蓋然性を一段と証左した。2017年5月安値から同8月安値を連結したサポートライン、史上最大記録(一日の下落幅)の日において機能してくるとは、やはり事前ではなかなか意識されないでしょう。こういったチャートに鑑み、相場における「神様の見えざる手」を感じせずにいられないか思う。

チャート上のボリンジャーバンドは3σを取っているから、2月5日の急落がいかに「行き過ぎ」であったが、また終値がなぜ高く引いたかはお分かりいただけるでしょう。そして、2番底の2月10日安値も実に「規則正しかった」とみる。ちなみに、2017年5月安値に比べ、暴落したとはいえ、2月5日の安値も終値も遥かに高かったが、対応するRSIのほうがより低い水準を記録していた。トレンドラインが維持される以上、同サインを「リバーサル」と読み、ダウ指数のブル基調が維持されることを証左。ゆえに、すでに20日線を回復した先週末の値動きに鑑み、来週一段と上値トライ、今月26000ドルの回復を目指してもおかしくなかろう。


WTI原油先物 日足(@IG証券)

同じく2月WTI原油の下落また切り返しも2017年11月安値から同12月安値を連結するラインを意識した値動きであったでしょう。トレンドラインと呼べるかどうかは別にして、安値から安値を連結するサポートラインが有効であることが証明されたから、同ラインを割らない限り、本格的な反落が見られないでしょう。今回はボリンジャーバンドの2σを取っているが、先週安値は明らかに同下限を意識していたので、保ち合いしながら底堅い推移を保っているかとみる。2月の安値2017年8月安値(A)より遥かに高かったが、対応するRSIは沈んでいたから、ここも基調の維持が示唆されていた。詰まる所、原油の反転があれば、高値更新せず同サポートラインを破るのを前提条件とするから、目先売り目線は適当されない。ボリンジャーバンド自体も収束しているから、来週20日線以上の変動をキープすれば、上限の6400を一旦トライしてもおかしくなかろう。市況はいかに。

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陳満咲杜



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