Announcement: FXスクールジャパン受講生 受付まもなく
Forex Trading Education Community

抵抗ゾーン・支持ゾーン

抵抗ゾーンや支持ゾーンは、往々にして一連重要な高、安値をもって構築され、また一旦破れる(ブレイク)と、今度は役割の交替が見られる。要するに、元の抵抗ゾーンが支持ゾーンになったり、逆も然り。肝心なのはこういった役割の交替があった場合、ゾーンの役割はより重要になってくるので、相場の分水嶺になることも多いと言われる。最近の好例はポンド/円であろう。


ポンド/円 日足、(@IG証券)

チャート上表示しているように、A、B、Cで形成された元抵抗ゾーン、一旦ブレイクされると、今度はD、Eにて支持ゾーンと確認していたから、その後の高値更新につながったわけ。しかし、目下は再び同ゾーンを下回っており、トレンド転換の可能性が当然浮上されたと言える。前記のように、役割の交替が見られたゾーン、その自体が相場の分水嶺となるケースが多いから、再度下回ること自体が弱気のサインとして受け止める。

その上、2016年安値から引かれた支持ラインや200日線(赤)を下回ったこともシグナルとして重視されるでしょう。過去の相場に鑑み、200日線を下回っただけで忽ちトレンドの転換を判断できないが、早期回復しなければ、今度200日線自体が抵抗となる可能性を無視できないから、抵抗ゾーンとの整合性が一段と気になる。


ドル建て金・スポット 月足(@IG証券)

抵抗ゾーンや支持ゾーン、往々にしてフォーメーションの形成に関与するから、スパンが長ければ長いほど肝心になってくるでしょう。上の金の月足をみればわかるように、「ヘッド&ショルダーズ・ボトム」の形成、大分時間をかけてその完成を目指しているように読み取れるが、抵抗ゾーン自体が所謂「ネックライン」の役割を果たすから、ここから本格的な上放れを確認しないうちでは確信を持たない。仮に上放れに失敗した場合、単純に中段保ち合いとしてよく出る「トライアングル型」変動になるから、判断の基準自体が流動的であろう。

詰まる所、フォーメーションの形成や確認、抵抗ゾーン或いは支持ゾーンの確認と相まって出現することが多いから、ブレイクの有無は前提条件となり、またブレイクされた後役割交替の有無は検証材料になってくるケースも多い。こういった認識をもって相場を臨めば、判断の精度を高め、また性急な行動を避けることが可能であろう。抵抗ゾーンや支持ゾーンの役割を正しく認識する上常に確認しておきたい。

戸松さんと対談させていただきました!2018年以降の国内外の株式市場、為替相場で注目すべきポイントをご紹介!

★陳 満咲杜がおすすめするIG証券のポイントとは?

IG証券は国内外の株式CFDやFXなどの金融デリバティブをトレードする
プロの投資家に非常に人気がある証券会社です。
なぜIG証券が、これだけ多くの投資家・トレーダーに愛されているのか。その背景にはトヨタやアップルなどの個別株からダウ、日経平均などの主要株価指数をCFDとして取引できること。またFXのスプレッドコストが非常に低いこと。例えばドル円0.3銭(原則固定。例外あり)。

このように世界のマーケットにアクセスできる、幅広いサービスラインナップが用意されていることが同社の最大の強みだと私たちは思います。口座開設は無料でできますので、是非素晴らしい同社のサービスをまずは実感してみてください。

▼IG証券はこちら

陳満咲杜



▼陳満咲杜と学ぶFX戦略室 無料メルマガ便
FXトレードを一緒に学びませんか?
メールアドレスを入力してお申し込みください。

 

▼ブルベアFX通信のお申し込みはこちらから!

▼記事がお役に立ちましたら応援ポチをお願いします!