最後の砦
今週ザイFXにて開示したレポートの続きとして、8日のレポートを開示しておきたい。本文は以下の通り:
ユーロ/円 日足
ポンド/円 日足
ユーロ/円もポンド/円も2日高値更新を達成してから急落してきた。背景には株市市場の波乱があったが、内部構造には転換期におることが示唆される。既述のように、高値更新後の急転、トレンド転換の前兆として警戒され、また
いくつのサインが点灯されているのも確かだ。但し、GMMA+一目均衡表上では、最後の砦ともいえるサポートゾーンもみられるから、性急な判断や行動を避けたい。
チャート上表示されているように、2日高値を前後にして形成された「宵の明星」が点灯され、この前の「スパイクロー」の割り込みによって弱気サインを強化している。「雲」ゾーンの支持と相まって、GMMAの「鰯喰い」サインを形成して、再度高値トライする可能性もあるが、ハードルは高いことも推測される。
ユーロ/円の場合、昨日の大陰線が弱気「リバーサル」のサインだったので、昨日高値135.85のブレイクなしでは基調の好転を認定できないでしょう。ポンド/円の場合、6日から「IOi](厳密ではないが)を形成、ここから上放れがあっても5日の大陰線を否定できるかどうかは不透明だ。
この意味では、仮にここから再度底打ちを図り、また強くリバウンドして来る場合、これこそブルトレンド継続を証左するサインとなり、従来ターゲット(ユーロ/円の140、ポンド/円の160)に照準しよう。反面、目先のハードルを
クリアできずに終わる場合、2016年安値を起点とした大型上昇波の終焉を覚悟。これからのサインを丁寧にフォロー、次なる取引のチャンスを掴みたい。
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