抵抗の確認
ドル/円 日足
米株をはじめ、世界株式市場の波乱でドル/円の値動きも荒れてきた。昨日「スパイクロー」(3)の足型をもって109関門以下のサポートを一旦示唆したものの、2日の高値トライの意味を整合的に考えれば、やはり油断できないかと思う。
なにしろ、2日(2)は一旦この前の「IOi」を上放れしたものの、結局失敗に終わり、却って1月17日(1)の安値前後に留まった形で抵抗ゾーンを露呈させたから、戻りの限界を示唆したとみる。さらに、1月17日の罫線、一旦強気「リバーサル」のサインを点灯したものの、その後安値更新をもって「ダマシ」のサインと化していたから、2日の上放れも基本的に「ダマシ」になる公算が大きい。
となると、昨日罫線のサインに確信を持たず、再度安値更新があれば、2日罫線の「失敗」を一段と証左してこよう。次なるサイン待ちで、性急な判断を避けたいが、慎重なスタンスをもって臨むべきであろう。市況はいかに。
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