FOMC前の確認
米10年国債利回り 日足
FOMCを控え、米10年国債利回りは2.4のレベルを回復してきた。繰り返し指摘してたように、ドル全体のパフォーマンス、結局米長期金利次第なので、米10年国債利回りが2.4の水準をキープできればドル高の構造を支えることも容易に推測される。
テクニカル上の視点も然り。12月1日の「たぐり線」に続き、12月6月(赤の矢印)の安値打診はメインサポートゾーンを確認、12月11日(黄の矢印)の「スパイクロー」は途中の加速を示唆していた。11月末の高値をブレイクできれば、上昇加速が想定され、また日足における「三尊天井」を完全に否定する値動きになるから、長期金利の急騰を覚悟しておきたい。
が、この場合、ドル/円のロング筋にとって、必ずドル高を手放して喜べるとは限らないでしょう。リスク要素としてむしろ米長期金利の早すぎる上昇が株式市場のネガティブな反応を引き起こし、リスクオフの動きが広げていけば、円買いにつながる恐れがあるからだ。ゆえに、長期金利自体2.4水準を定着することはドル高の前提条件と見做すが、ここから早すぎる上昇はむしろ歓迎されない。明日未明FOMC通過後の値動きを要注意。市況は如何に。
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