価格は将来の出来事を織り込む!?
一般的な傾向として、極めて突発的な予期せぬものは別として、重要なイベントや事件は既に相場に織り込まれているものです。その要因ではなく出来事をネタにして売買を行う人は失敗する可能性が高まります。
チャートを描き、相場を研究することで、これらの事実すべて、並びにそのトレンドの位置を確定することが可能となります。そうすることで、これまでの明確なトレンドの変化がなぜ起こるのか、良いニュースの場合、何時なら買ってよいのか、また悪いニュースの場合、何時なら売ってよいのかが理解できるようになるでしょう。一般的には良いニュースが出た時に売って、悪いニュースが出た時に買ったほうが儲かることが多いです。そうはいっても、たとえば、強力な上昇波動のような、激しい値動きを伴う相場つきの場合は好材料の出現でも買い方がパンパンに買い付くまで上昇を続けることもあります。
しかし、既にパンパンに買い付いていた場合は、いくら良いニュースが出たとしても、相場を押し上げることができなくなります。
これが俗にいう、「噂で買って事実で売れ(Buy the rumor, sell the fact)」という格言のとおり、相場は期待感で大きく上昇し、その期待が現実化すると期待が大きい分だけ急激に下落するものです。
いままでと異なり、好材料が出て為替市場が反応しない事態が起こったら、何かがおかしいのであり、買いポジションを保有している場合なら、手仕舞いするタイミングになります。そして、明確な指標を得るために常にチャートに従うことが必要になります。
結局のところ、市場が天井や底を形成する際に決定要因となる需要と供給で価格が変動するということです。しっかり計画されたルールに従い、数々のルールがトレンドの変化を明らかにするまでは結論を急がず、材料の如何に飛び付かないようにしたいものです。
トレードに必要な知識を得ることで相場の癖をつかむことができるようになるはずです。研究に時間を割く以外に、知識を得ることはできません。知識の習得に時間をかけるほど、その後の得る利益は大きなものになるはずです。
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fxschool.jp 準備室 & ファンサイト管理人 村石
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