陳満咲杜です。
今回はブルベアFX通信から8月11日に配信した「オポチュニティ ドル/円・押しの目途」を公開したいと思います。
ドル/円 日足
トランプ米大統領による度重なる威迫がリスクオフの値動きをもたらし、米株の調整とともに、円が買われ、クロス円におけるスピード調整が深められ、またドル/円の変動レンジの拡大につながっている。
しかし、北朝鮮の言葉スタイルと大した変わらないトランプ氏の感情的なお話、何等かの厳密なプランに基づいて発言されたものではなく、体制維持を第一目標とする金政権も米軍に先生攻撃を仕掛けるはずはない。こういった正常な思考が正しければ、今回の騒動は本質的なリスクオフではなく、「割高」の米株のスピード調整が主な背景にあることを理解できる。
従って、6月安値に接近、また一時な下放れがあっても、ドル/円は基本的に変動レンジの拡大、という状況におり、ベアトレンドへ復帰することはなかろう。日足におけるボリンジャーバンドやRSIの状況に鑑み、近々一旦底打ちされる公算。
2月安値から、4月安値、6月安値が共にボリンジャーバンドの下限をトライしてから切り返してきたから、大型ソーサーボトムを形成しているわけ、今回も同フォーメーションに制限されるなら、すでに最終段階に入り、早ければ今晩再度底打ちを果たしてもおかしくなかろう。米株の動向は肝心だが、本格的なリスクオフの局面に突っ込まない限り、米株が忽ちベアトレンドへ転換することもなかろう。目先下値追いを避けたいが、押し目はサインなしでは判断できないので、辛抱強くサインの点灯を待ちたい。
陳 満咲杜
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