ドル円　日柄と価格水準の一致

コンシェルジュ-EYES

FXスクール事務局です。

今回はドル円の状況について確認してみたいと思います。

チャートはドル円の日足チャートにＧＭＭＡとZigZag、一目均衡表の雲と遅行スパン、そして下段にＲＳＩを描画しています。

ドル円は7月11日に114.49円の高値を示現した後、約1か月間の下降波を形成しています。

ＲＳＩは下落過熱圏から若干上昇しているものの、50％以下で指数密集圏を形成しており、目先の下降波継続またはレンジ相場形成を暗示するカタチです。

実線は先週末の相場で6月14日の安値108.84円を一時下抜けて108.74円まで下落しましたが、その後は押し目買いが入り、下ヒゲ陰線を形成。
本日の相場では米長期金利が時間外取引で強含んだことや連休明けの国内輸入起業のドル買いに109円台ミドルで推移しています。

タイムサイクル分析では、4月17日安値から6月14日安値までのボトムサイクルが43日で形成されていますが、6月14日安値から形成するサイクルは8月11日の安値でちょうど43日です。前回のサイクルと同日数であり、また同水準です。このようなことは多々ありますので、11日の安値でボトムを付ける展開は十分に考えられると云えそうです。

上昇波を形成する時間帯だけに今後の相場展開に期待が高まりますが、まずは波動転換を確認する必要があるでしょう。

目先は実線とＧＭＭＡの関係やプライスアクションが示すチャート足のパターンを注視する時間帯と云えそうです。

FXスクール事務局