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本日は「ブルベアFX通信デイリー」から2017.3.28のレポートを公開します。

＜通貨＞
ドルインデックス、ドル/円、ユーロ/米ドル、ユーロ/円、ポンド/米ドル、ポンド/円、豪ドル/米ドル、豪ドル/円

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≪ドルインデックス≫
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◆　１月３日高値１０３．８２を起点とした下落、「トランプ・ラリー」に対する修正と見做し、大型「下落ウェッジ」のフォーメーションを形成、２月２日安値９９．２３をもって底打ちした。が、９日高値１０２．２６を起点とした反落、２月安値９９．２３を割り込み、１０３．８２を起点とした調整変動自体の拡大を示唆。この場合、大型トライアングル型変動か、大型ジグザグ変動としてと想定、これから更なる押す余地を拓いてもおかしくなかろう。半面、週明けから「キャップ」を付けてから急落したものの、終値では９９大台を維持、１０２．２６ を起点とした下落子波の「行き過ぎ」を示唆。本日安値更新を回避できれば、昨日の「ギャップ」を埋めてから１００関門の回復を目指すでしょう。とはいえ、目先リバウンドがあってもスピード調整の範疇、基調の改善には程遠いか。

https://www.gladvs.com/gla/mail_src/bullbearfx/1490670858-1-r401.jpg
トレンド：保ち合い（弱含み）　　　　　　モメンタム：弱
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サポート　　　　　９９．００　　　　９８．３０　     ９７．５６
レジスタンス：　　９９．７８　　　１００．３５　　１０１．０５
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≪ドル/円≫
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◆　 年初来高値１１８．６１を起点とした下落、調整波との位置づけが維持されるものの、２月安値１１１．５８を下回り、同調整波の拡大が想定される。この場合、もっとも想定されやすいのは大型ジグザグ変動、３月１０日高値１１５．５０を起点とした下落波、同ジグザグ変動における最終子波と見做した場合、これから一旦１０９関門割れもあり得る。もっとも、週明けから「ギャップ」を付けてから安値更新したものの、一転して陽線引け、目先下げ一服の可能性を示唆。１０日からほぼ一直線な下げを果たしてきただけに、本日安値更新を回避、リバウンドを展開する公算。
但し、１１１円台半ば～１１２円台前半は強い抵抗ゾーン、一回の試しでブレイクできるとも想定しにくく、リバウンドがあっても安値圏での保ち合いに留まるでしょう。ロングのチャンスがあっても短期スパンに限定か。

https://www.gladvs.com/gla/mail_src/bullbearfx/1490670858-2-r402.jpg
トレンド：保ち合い（弱含み）　　　　　　　モメンタム：中
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サポート：　　１１０．１０　　　１０９．３５　　　１０８．５５
レジスタンス　１１０．９７　　　１１１．９０　　　１１２.５７
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ストラテジー：見送り

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≪ユーロ/米ドル≫
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◆　２月２日１．０８２９の高値までの反騰、「トランプ・ラリー」がもたらしたユーロ安に対する反動と位置付け、また大型調整変動の一部と見做す。この場合、２月安値１．０４９２を起点とした反騰、同大型調整波における子波と数えられ、２月高値の更新もあって、これからなお切り返しの余地を拓くでしょう。大型ジグザグ変動と見做す場合、これから１．１関門の打診があってもおかしくないが、週明けから「ギャップ」を付けてから高値トライしたものの、昨日「スパイクハイ」の可能性を示す罫線をもって上昇一服の可能性を示唆。この場合、大型トライアングル型調整子波の可能性はなお示され、近々一旦頭打ちを果たしてから反落、同トライアングル型における調整子波を完成しよう。昨日の「ギャップ」を埋めれば、先週末安値１．０７５９割れにつながり、１．０７関門の打診もあり得るでしょう。但し、反落があっても基本的にスピード調整と見做すから、ベアトレンドへの復帰は時期尚早。

https://www.gladvs.com/gla/mail_src/bullbearfx/1490670858-3-r403.jpg
トレンド：保ち合い（強含み）　　　　　　　　モメンタム：中
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サポート：　　１．０８２０　　１．０７６０　　１．０７１５
レジスタンス：１．０９０５　    １．０９６５　　１.０９９９
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ストラテジー：見送り

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≪ユーロ/円≫
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◆　昨年１２月高値１２４．０９を起点とした下落波、大型ジグザグ構造をもって２月２４日安値１１８．０９をもって底打ち、調整波の完了を示唆。ゆえに、１１８．０９からすでに上昇波に復帰、１３日１２２．８９の打診があってもなお途中とみていた。が、米利上げ後ドル/円の反落につられた形で反落、米株安がもたらしたリスクオフの動きも円買いに寄与、１００日線以下の大引けをもって、昨年１２月高値を起点とした調整波自体の拡大も考えられる。この場合、昨年高値１２４．０９や２月安値１１８．０９から大型トライアングル型調整変動が形成され、１３日高値１２２．８９からの下落、同トライアングルにおける子波にあたる。この場合、近々１００日線（≒１２０．８５）の回復なしでは再度下値打診する余地。
先週末の値動きを継承、週明けから一旦切り返し、一旦１００日線をトライする可能性が示唆されるものの、総じて頭重い展開か。シグナル待ちを。

https://www.gladvs.com/gla/mail_src/bullbearfx/1490670858-4-r404.jpg
トレンド：保ち合い　　　　　　　　モメンタム：中
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サポート：　　　１１９．６５　　１１８．５７　　１１８．１０
レジスタンス：　１２０．８５　　１２１．１５　　１２１．７５
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ストラテジー：スタンバイ（レンジ取引）

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≪ポンド/米ドル≫
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◆　２月２日高値１．２７０６を起点とした下落波、ジグザグ変動構造をもって１４日安値１．２１０６にて底打ちした。同見方、先々週からの大幅切り返しをもって証左され、また昨日の１．２５７０（２月２４日高値）のブレイクをもって蓋然性を増し、これから２月高値１．２７０６の打診につながるでしょう。半面、１．２１０６を起点とした上昇子波自体もジグザグ変動の構造を持ち、昨日の高値トライをもって一服する可能性がある。この場合、再度１００日線（≒１．２４１５）前後のサポートを確認し、スピード調整を経て高値トライの公算が高いとみる。押し目買いのスタンスを維持するが、タイミング待ちを。

https://www.gladvs.com/gla/mail_src/bullbearfx/1490681371-1-r405.jpg
レンド：　ブル　　　　　モメンタム:　中
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サポート：　　　１．２５０５　　１．２４２５　　１．２３３５
レジスタンス：　１．２６３０　　１．２７０５　　１．２７８０
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ストラテジー：スタンバイ（ロング）

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≪ポンド/円≫
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◆　昨年１２月高値１４８．４５の打診、上昇子波のトップと見做し、同高値から調整子波に転じた。調整子波のフォーメーション、大型トライアングルと示し、目先最終段階におるのが明白。一方、１３８．４０～１４０．５５といった元の変動レンジ、先週にて下放れを果たし、急落を避けているものの、総じてトライアングル型調整の延長を示し、ここから安値鍛錬が続く見通し。この場合、早期１４０．５０／５５のブレイクなしではなお下値打診の余地、１３７円台前半を再トライしてもおかしくなかろう。が、１３７関門前後のサポートを維持できれば、なおレンジ変動に留まり、またレンジ内における切り返しもみられるのでは。トレンドレスの状況が続くなか、鮮明したサインの点灯を待ちたい。

https://www.gladvs.com/gla/mail_src/bullbearfx/1490681371-2-r406.jpg
トレンド：保ち合い（弱含み）　　　　　　　モメンタム；弱
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サポート：　　１３７．６５　　１３７．０５　　１３６．４３
レジスタンス：１３９．５０　　１４０．５５　　１４１．４５
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ストラテジー： 見送り

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≪豪ドル/米ドル≫
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◆　昨年１月安値０．６８２７を起点とした切り返し、やや複雑なパターンを示し、内部構造を示すカウントが定かではない。０．７１４４を下限にした大型レンジは存在、０．７７後半～０．７８００前後を上限とした大型保ち合いが打破されるまでトレンドレスの状況が続くといった従来の見通しの通り、２１日の高値更新も０．７７５０手前にて失速、再度反落してきた。目先の焦点は０．７６関門前後におけるサポートの有無にあり、また３月９日安値０．７４９０を起点とした切り返しの延長が見られる場合、ここから忽ちベアトレンドへ転換するのが時期尚早でしょう。０．７６関門前後のサポートが確認できれば、再度高値トライ、０．７７後半～０．７８関門前後のメイン抵抗ゾーンを確認しよう。 ０．７６関門以下では０．７５前半のサポートも厚く、目先上下があってもレンジの拡大、といった範疇に留まるか。

https://www.gladvs.com/gla/mail_src/bullbearfx/1490681371-3-r407.jpg
トレンド：保ち合い　　　　　　モメンタム：中
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サポート：　　０．７５９０　　 ０．７５４２　　０．７５００
レジスタンス：０．７６６８　　０．７７５０　　０．７７７５
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ストラテジー：スタンバイ（レンジ取引）

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≪豪ドル/円≫
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◆　８５関門割れをもって２月１５日高値８８．１８をもって一旦頭打ちしたことを証左、日足における「フォールス・ブレイクアウト」のサインや「三尊型」の構造に鑑み、昨日１２月末安値８７．７３への接近が当然の成り行き。同安値を下回れば、反落余地の一段拡大が想定され、昨年６月、７月高値の８１．５０前後の反落余地を拓くでしょう。半面、仮にこのような反落余地の拡大があっても、一直線な下値トライが想定されにくく、一旦スピード調整（反騰）が見込まれる。８５円台前半～同半ばは一転して抵抗ゾーンと化し、これから戻りの頭を制限してくるでしょう。当面のレンジ、８３．５０～８５．５０前後と見做し、豪ドル／ドルと同様、レンジ取引も一手か。

https://www.gladvs.com/gla/mail_src/bullbearfx/1490681371-4-r408.jpg
トレンド：保ち合い（弱含み）　　　　　　　　モメンタム：中
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サポート：　　　８３．７０　　　８２．６０　　８０．８０
レジスタンス：　８５．００　　　８５．４０　　８５．７０
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ストラテジー：スタンバイ（レンジ取引）

注：チャートはすべて４時間足

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陳 満咲杜

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