利益を守る「はじめの一歩」

コンシェルジュ-EYES

今回は売買を行うためのルールとなる、利益を守る「はじめの一歩」についてお話ししたいと思います。

どんなルールでも、それを適用し始める前に最初に記憶しておくことは、自分自身の資金を防衛するために常にストップロス・オーダーを用いる必要があるということでしょう。

トレードを行う場合、自分がエントリーした売買が間違っている可能性があるということを認識する必要があります。もし、相場が思惑と反対方向に大きく急変した場合、ストップロス・オーダーは自分を守り、自信の損失を限定してくれるものと認識する必要があります。

１回の小さな損失、またはそれが数回続いたとしても、１回の大きな利益で簡単に取り返すことができます。
しかし、市場から撤退させられる理由の多くは、１回の大きな損失に見舞われて取り戻すことができなくなる場合です。

トレードを行う際に、ストップロス・オーダーは必要不可欠です。トレードを行う中で最も危険なことは、自分自身に背を向けて売買をはじめて、自分の利益を失うことです。
ストップロス・オーダーは利益を守ることになり、資産さえ手元にあれば、トレード画面から離れることがあっても、ふたたび市場に参加することができます。
ストップロス・オーダーを用いて自身のルールを構築することで、はじめて利益を追求できる段階に入るのだと云えるでしょう。

ストップロス・オーダーを入れられるようになってはじめて、エントリーが遅すぎることや速過ぎること、ポジション保有時の期待と恐怖、利益を追求するための思考など、オリジナリティのあるトレードルールの研究が可能になるのだと思います。

しっかりストップロス・オーダーを入れて利益を守りながら利益を追求したいものです。