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あのGS、ユーロ安トレンドの見通しに自信を示す

22日ドラギECB議長の発言を受けユーロは急落し、23日中国利下げで更に売られた。ECBの行動に関して、12月のQE拡大が最早規定路線となり、焦点は利下げ(マイナス金利の拡大)の有無に集まる。

ECBのスタンスに世界的な連鎖反応を起こすだろうと、ウォール街の著名ブローカーは指摘する。スイスショックの再来(今週のザイFXコラムをご参照)が危惧されるほか、日本やオーストラリアの緩和政策に対する期待が高まり、人民元が再度切り下げするだろうとも推測される。
この前人民元切り下げで対ユーロの下落幅、殆ど帳消しされたため、人民元の利下げはその前兆だと同ブローカーは主張する。

ドル高に苦しむ米グローバル企業の立場は一段と悪化し、イエレン米FRB議長の苦悩が深まる。
また、ユーロにもっとも厳しい態度で知られるゴールドマンサックスはユーロの大幅下落余地を再度強調している。

同行はECB12月利下げの観測でユーロが2百pipsの下落と予測していたが、実際ECBの行動がまだ先であるにもかかわらず、この二日ユーロ/ドルが350pips超の下落を達した。
12月QE拡大の場合、より大きい下落幅に達するだろうとゴールドマンサックスのエコノミスト・チームが言う。
彼らは3月安値1.05前後のユーロ安余地を予想している。

実際、ゴールドマンサックスは3月にて年間見通しを下方修正していた。
ユーロ/ドルについて従来の1.08~0.95へ修正した途端、ユーロは下げ止まり、8月の1.17水準に大きく切り返してきた。
ウォール街大手の多くが見通しを上方修正していたが、同行は従来の主張を変わらなかった。
ECBの公信力を維持するためなんでもやるだろうという視点が大きな根拠だったと同行アナリストのRobin Brooks氏が明らかにしている。

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陳 満咲杜



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