下のチャートはこの間豪ドル/ドルショートのイメージ図で、赤は成り行き、緑は指値、紫は逆指値を表す。

豪ドル/ドル　時間足

トレンド・フォローとは何かを説明するには、トレンド・フォローのプロセスを羅列して開示したほうが一番手取り早いかと思う。以下は時系列のフォローとなる。

2016年4月29日 15：03

豪ドル/ドル

ショート＠0.7650（成り行き）、２指値＠0.7695～0.7715ストップ＠0.7765、ターゲット＠0.7415～0.7475

2016年5月3日 12：27

ショートポジション保有＠０．７６５０、２指値＠０．７６９５～０．７７１５（一部成立）、ストップ＠０．７７６５、ターゲット０．７４１５～０．７４７５。

2016年5月3日 19：17

豪ドル/ドルショートポジション保有＠０．７６５０、２指値＠０．７６９５～０．７７１５（成立）、３逆指値＠０．７５４０、ストップ＠０．７７１５は不変、ターゲット０．７３８０～０．７４1５へ下方修正。

2016年5月4日 13：11

ショートポジション保有＠０．７６５０、２指値＠０．７６９５～０．７７１５（成立）、３逆指値＠０．７５４０（成立）、ストップ＠０．７７１５は不変、ターゲット０．７３８５～０．７４２０へ下方修正。

2016年5月4日 21：55

豪ドル/ドルショートポジション保有＠０．７６５０、２指値＠０．７６９５～０．７７１５（成立）、３逆指値＠０．７５４０（成立）、ストップ＠０．７５４０へ下方修正、ターゲット０．７３８５～０．７４２０は不変。

2016年5月5日 12：42

ショートポジション保有＠０．７６５０、２指値＠０．７６９５～０．７７１５（成立）、３逆指値＠０．７５４０（成立）、ストップ＠０．７５４０は不変、ターゲット０．７３３５～０．７３８０へ下方修正。

2016年5月6日 11：27

ショートポジション保有＠０．７６５０、２＠０．７６９５～０．７７１５（成立）、３＠０．７５４０（成立）、ストップ＠０．７４８０へ下方修正、ターゲット０．７３２５～０．７３６５へ下方修正。

以上のように、トレンド・フォローとは慎重なエントリーと慎重なストップやターゲット位置の修正のほかあるまい。慎重なエントリーだからこそ、一点張りの判断を避け、成り行きと指値を組み合わせ、また肝心なサポートの下に逆指値を入れ、トータル的な効果を狙ったわけだ。