もうひとつの「ダマシ」
ドル/円 週足
日銀政策据え置きでドル/円が大幅下落、安値を切り込んでいる。日足での観察を一旦おいて、週足を見ていくと、足許の安値トライ、この前大きな「ダマシ」のサインを灯していることが分かる。
上のチャートが示しているように、ドル/円は昨年8月安値を割り込んだ時点から、大型ヘッド&ショルダーズのフォーメーションを成立させ、ベアトレンドやそのターゲット(105/106円台)の打診が自然な成り行きだと思われた。従って、足許の安値更新、同シナリオの一環として、寧ろ当然の結果と見る。
一方、4月4日~同18日当週の3週間、罫線の組み合わせが典型的な「宵の明星」、即ち底打ち、至って反騰の可能性を示していたから、先週の大陽線に続き、今週一段と反騰の余地を拓いてもおかしくなかった。同サインを完全否定しているから、同組み合わせが「ダマシ」であったことも証左され、ダマシほど正確のサインがないとされるから、これから一段と下値ターゲットに照準しやすい、ということではないか。市況は如何に。
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