Tweet

太古の時代から哲学者たちは天空を観察してきました。彼らは大空を帯または巨大な円と関連付けて作図し、その中央の線を黄道。つまり太陽の軌道としていました。黄道十二宮の各宮は動物や人間の姿をしていて、これはこの黄道帯に在る星座群を再現しているようにも思われます。

12宮とは、黄道を白羊宮から双魚宮までの12のエリアに分割したものです。
この分割は、360度÷12宮＝30度であることから、黄道を30度ずつ等間隔に分けたものです。

星座群は昼夜平分時（春分秋分）を基点とする歳差運動という現象を通じて、年間50分の角度で徐々に宮を時計と逆回りに移動し、2160年かけて1つの宮を通過します。全十二宮を一巡するには、25,920年という期間を必要とします。

太陽の周りを公転する惑星の動きは黄道十二宮に沿って描かれ、その日々の位置の計算値はエフェメリスと呼ばれている一覧表で公表されています。惑星が太陽の周りを一巡する時間は、1惑星年と呼ばれ、地球年が測定の基準となっています。
各惑星年のおおよその期間は以下のようになります。

地球　—　365日7時間
水星　—　88日
金星　—　224日
火星　—　1年322日
月　　—　地球の周りを28日
木星　—　11年314日
土星　—　29年167日
天王星　—　84年
海王星　—　164年167日

お役に立ちましたら応援クリックをお願いします！

fxschool.jp 準備室 & ファンサイト管理人 村石