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ドル円 レンジ下限から再び雲上抜け 焦点は米雇用統計へ

ドル円は113.80円近辺で推移しています。

東京タイムのドル円相場は、朝方からドル売りが続き、一時113.25円近辺まで値を下げる展開が続きました。午前11時前後には黒田日銀総裁が国会答弁で「現時点でマイナス金利をさらに下げることは考えていない」と発言。これにより、発言直後はドル売り圧力が強まりましたが、午後に入る軟調だった株価が持ち直したことや今晩の米雇用統計発表を前にポジション調整のドルの買い戻しが続き、欧州タイムにかけて113円台後半まで上昇しました。

1時間GMMAチャートで考察すると、実線は一目均衡表の雲を一時下抜けましたが、上昇トレンドラインを目前に押し目買いが活発となり、再び雲を上抜ける展開となっています。RSIは30%割れ水準から上昇しましたが、70%には届かず、レンジ形成を暗示するカタチです。

米雇用統計を前に様子見ムードが強まってきたといった感じです。
今晩の雇用統計で2月非農業部門雇用者数が予想の19.5万人を超え、さらに昨年平均の22.5万人を上回る内容となればドル買いの勢いが活発化する可能性もあります。

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これからの重要な経済指標発表は以下のとおりです。

22:30 米 1月貿易収支
前月比 前回:-433.6億ドル

22:30 米 2月非農業部門雇用者数変化
前月比 前回:15.1万人

22:30 米 2月 失業率
前回:4.9%

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fxschool.jp 準備室 & ファンサイト管理人 村石

 



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