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ビジネスとしてのFX取引(2)

専業の方はビジネスそのもの、兼業の方はサブビジネスとしてFX取引を取り込む。このようなあり方は王道であるが、多くの方はビジネスをやっている自覚がない上、ビジネスの基本も知らずに参入してくる。言い変えれば、金融取引の知識や経験云々前の話だ。

ビジネスを開始するには資本金が必要で、取引を開始するには元本が必要だ。資本金が多いほど信用力がある上、ビジネスを成功させる確率は高い。同じように、元本が多いほど取引を成功させる確率も高くなる。

だから、ビジネスを経験した方ほど最初から業者の宣伝文句に疑問を抱くだろう。小資金で大きな利益を得られる反面、多大なリスクを背負うことになるため、本当は得策ではない、できれば避けたい、ビジネスの経験及びセンスのない者ほど高レバレッジを好む。

月収20万のサラリーマンが1億のマンションを頭金ゼロで購入する例は現実ではあまり多くないが、FX取引では自分の月収より何百倍のポジションを平気で持とうとする者は実に多い。ビジネスのセンスどころか、生活において健全な感覚さえ失わせるのは相場の魔力及び罠のところだ。

ビジネスにはいろいろある。ビジネスの目的、つまり金儲けは共通しているが、他のビジネスをやらずにFXなど金融取引を選んだのはそれなりの理由があるはずだ。「為替が好きだから」とか、「世界の経済情勢を勉強できるから」とか、「知的なゲームで頭を鍛えられるから」などはすべて建前で、ある意味ではウソそのものである。理由は他にある。

「他のビジネスは面倒臭いから」とか、「他のビジネスには参入コストが高いから」とか、或いは「他のビジネスをやるノウハウがないから」などの理由はすべて駄目だ。こういった理由でFX取引をスタートした者はやはりビジネスの本質を理解できず、またFX取引をなめていると思う。

本当のところ、FX取引というビジネスは他のビジネスにないメリットがあり、その素晴らしさを悟れる者ほど、FX取引をビジネスとして営む覚悟を持つ。故に、彼は最初からビジネスを成功させる確率が高い。

これは他ならぬ、ビジネスのコストやリスクに関連するものだ。ビジネスを経験した者ほど、ビジネスを成功させるためにコストを如何に抑制し、リスクを如何にコントロールできるかが肝要であることを知っている。FX取引の素晴らしさは実はそこにある。



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