東京タイム ドル円は仲値後から約1円程度の円高へ そして・・・
東京タイムの為替は、仲値前後は117.40円近辺で推移したものの、午後は株価が軟調に転じたことや、国会答弁に立った黒田日銀総裁が追加緩和を示唆せず、従来の答弁を繰り返したことがドル円の売りを誘ったカタチとなり、ドル円は116円台後半で推移しました。
黒田総裁は、日銀が実施している量的・質的金融緩和について「所期の効果を発揮している」と述べ、日本経済については「ファンダメンタルズは緩やかに回復している」とし、物価についても「物価の基調は着実に改善している」と伝えました。
チャートはドル円相場の5分足チャートです。
仲値直後は117.47円近辺まで上昇しましたが、その後は徐々に値を切り下げるカタチとなり、特に円高ドル安が進んだ時間帯は10時35分頃に示現した117.21円近辺ラインを下抜けたことで大きく値を崩す展開となり、16時40分頃には一時116.47円近辺まで下落する場面もありました。
これは1月21日午前1時安値と午前2時安値に形成したダブルボトムのネックライン116.49円近辺がサポートラインとして機能したカタチです。
この水準でピンバーを形成し、16時40分以降は一本調子の買い戻しが入り、一時117.16円近辺まで上昇しました。
その後は今日の高値・安値の値幅1.00円の半値水準となる116.88円近辺で推移しています。
さて、昨日は新春特別セミナー全2回集中講義の前編を開催いたしました。
多くの方にご参加いただきましたことをこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
後編は更に踏み込んで「パガマ」システムについて陳先生にお話しいただきます。
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