ドル円 今週の相場変動からみたトレンド形成のパターン
12月20日からクリスマス休暇を迎える24日までのドル円相場を1時間GMMAチャートの動画で再確認してみましょう。
今週の相場は鰯軍団がくじら軍団に打診するものの、実線がくじら軍団を抵抗に下降トレンドを継続する展開を見せました。ここで注目したいのは抵抗と安値を更新し続けるドル円の動きです。
ドル円(USDJPY)1時間足GMMAチャート
ポイント(1)
大きく下落したドル円相場は材料で出尽くしから横ばいの小レンジを形成しています。
ポイント(2)
鰯軍団は次第にくじら軍団と打診するカタチとなり、実線はくじら軍団に到達するものの、くじら軍団に上値を抑えられるカタチから、再び上値の重い展開が続きます。
ポイント(3)
実線がくじら軍団を抵抗に直近安値を下抜けてきました。これは下降波継続のサインです。引き続きくじら軍団が抵抗となり、上値の思い展開が続きます。
ポイント(4)
トレンドや波動は直近高値または直近安値をブレイクしながら形成されます。
今週のドル円は直近安値を定期的に下抜けていることが分かります。つまり、下値を試す展開は終わっていない証拠です。
ポイント(5)
実線はくじら軍団や一目均衡表の雲下限が抵抗となり、直近安値を下抜けて210円台前半まで下落しました。
ここで注目したいのはRSIがこの下げで一度も70%を上回っていないことです。
上昇反転のサインがない限り、相場は下げ続けることが分かります。
違う視点から考えると、RSIが70%を超えるとき、または実線がくじら軍団を上抜けるとき、トレンドや波動に変化が表れているということです。
fxschool.jp 準備室 & ファンサイト管理人 村石
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