ポンド上昇の蓋然性
ポンド/ドル 日足
上のチャートが示すように、現在ポンドの高値更新や上昇が確認されている。材料面における証明は本日いろいろ報道されるが、重要なのは市場の内部構造であり、また値動き自体が後付けとなる材料を先に織り込む傾向にある。この意味では、ポンドの上昇を予測するのが難しくなかったはずだと思う。「ブルベアFX通信」11月28日レポートをもって説明したい。本文は以下の通り:
ポンド/ドル 日足(2019/11/28 17:27)
ポンドは昨日切り返ししてきた。デイリーでも指摘したように、22日安値1.2824に迫ったものの、一転して高く大引け、日足では強気「アウトサイド」や「リバーサル」のサインを点灯、保ち合いの一巡を示唆。
同見方、こらから抵抗ラインのブレイクをもって証明され、また上昇モメンタムの加速につながるでしょう。GMMA長期線グループのサポートを再確認、という意味合いでも整合性を取れ、上放れを待ちたいところ。
更に、抵抗ライン自体が「ネックライン」の役割を果たす。8日安値を「ヘッド」と見なした場合、保ち合い自体が「ヘッド&ショルダーズ・ボトム」を形成、上放れをもって一段と上値余地を拓くでしょう。総合的にみると、ポンド/ドルのブルトレンドが再度セットアップされた公算が大きく、上放れがあれば、場合によっては上値追いも一手か。
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