ドル円　112円台ミドルで推移

コンシェルジュ-EYES

ＦＸスクール事務局です。
今回はドル円の動向について確認しておきたいと思います。

▽ドル円　日足チャート

ドル円相場は112円台ミドルで推移しています。
先週は、米政府が2000億ドル規模の対中国追加関税品目リストを公表、中国も対抗措置を講じるとしており、貿易戦争は深刻化するものの、ドル円相場は安定的にドルが買われる展開が続いています。
実線はＧＭＭＡ短期線をサポートに長期線から大きくかい離しており、昨年後半から今年前半で保ち合った水準に到達しています。
ＲＳＩは上昇過熱圏まで上昇していることでトップ形成の可能性を示唆。ＭＡＣＤはオシレータが拡大傾向にあり、上昇波形成を暗示する展開です。
今週は、米露首脳会談、中国ＧＤＰにパウエルＦＲＢ議長証言、そして21日土曜日にＧ20財務相・中央銀行総裁会議が控えています。
米利上げ期待や日本企業の海外M＆Aが過去最高の12兆円（ 1～6月）を更新するなど、ドル堅調材料が目先のサポートになりそうです。
短期的にはＧＭＭＡ長期線とのかい離を修正する動きも想定されますが、105円台の輸出企業採算レートは維持される可能性が高く、前回レンジ相場中心値の110円がサポートとして意識されそうです。

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