ドル/円・ストラテジーの根拠
ドル/円をロング、その根拠を4月5日のレポートに纏めたので、開示しておきたい。本文は以下の通りです。
ドル/円 日足(4月5日作成)
ドル/円は切り返しの余地を拓き、これから108円台の打診ありとみる。その根拠は主に以下の三つの視点に帰趨されるかと思う。
まず、1月高値から大型「下落ウェッジ」を形成していたが、3月28日大陽線をもって同上放れを確認、本日の高値再打診をもって切り返しの傾向を鮮明化させている。
次に、4月2日の押しが105円台後半に留まり、その後再度切りかえしてきたので、日足における「三尊底」というフォーメーションの形成に繋がり、また上放れをもって切り返しの余地を示す。
最後に、目先3月28日高値の更新をもって同日大陽線及びその後の罫線と形成した「インサイド」の上放れを確認、3月13日高値107.30をトライする公算。3月13日罫線で示された「スパイクハイ」のサインに鑑み、同日高値のブレイクがあれば、一段と切り返しのモメンタムを増す。
昨年12月高値、あるいは今年1月高値を起点とした下落幅に対するリトレースメント、そして前記「逆三尊型」の指示値や「インサイド」の上放れが示した「倍返し」といった整合的な測りでは、108関門や同前半までの反騰あり、という結論が得られる。ここからの押し目があれば、積極的に拾いたい。
ドル/円 日足
現在の市況は上のチャートの通り、ターゲットがほぼ達成される状況だ。これからの市況はいかに。
▼陳満咲杜と学ぶFX戦略室 無料メルマガ便
FXトレードを一緒に学びませんか?
メールアドレスを入力してお申し込みください。