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サインもいろいろ

IG証券さんのチャートを使わせていただき、気になるサインについて検証しておきたい。


ポンド/円 週足(@IG証券)

まずポンド/円の週足に観察すればわかるように、2016年安値から引かれるメインサポートラインが先週の安値と合致、一旦サポートされたと言えるものの、これから再度打診する場合、下放れの可能性も大きくなっている。

何しろ、先々週の大陰線は1月第2週の安値を割り込み、先週を含め、連続2週間その下で大引けした。1月第2週の足型、典型的な「スバイクロー」であっただけに、地合いの悪化が鮮明であった。

更に、1月末の高値更新、当週の大陽線は一旦1月半ばの安値に接近して再度反転して高値更新、また陽線引けしていたので、本来強気「リバーサル」のサインを点灯していたはずであった。ゆえに、先々週からの大幅下落、同サインの指示と逆行してきたわけで、同サインの意味合いも変化されたと言える。換言すれば、同サインは強気の意味合いを示していたものの、結果的に市況が弱気変動に動いたから、一転して「ダマシ」のサインと化した疑いが濃厚だ。

「ダマシ」ほど正確な指示はない、という言い方もあるように、2016年安値を起点とした大型上昇波の終焉を警戒しておきたいところだ。メインサポートライン以下の大引けがあれば、蓋然性が高まるでしょう。146円台後半~147円台後半からのサポート・ゾーンの下放れと相まって、下放れの有無が注目されよう。もちろん、メインサポートゾーンとなるだけに、一気に下放れできるとは限らないので、一旦リバウンドの可能性も大きいでしょう。しかし、前記「ダマシ」の疑いを完全に払拭できない限り、強気スタンスになり切れないでしょう。


金・ドル建てスポット(@IG証券)

次はドル建て金をみてみよう。抵抗ゾーン(黄)やサポートゾーン(ピンク)に挟まれ、しばらく保ち合いの継続が想定されるが、2016年11月9日(トランプ氏当選)高値(紫の矢印)に対するブレイク、昨年9月高値(黄の矢印)や今年1月高値(緑の矢印)にて確認されたものの、総じてメイン抵抗ゾーンに制限されている形となり、上値重さが露呈されているかと意味取れる。仮にここから反落が続き、サポートゾーンを割り込む場合、結果的にこの二回の高値更新が「フォールス・ブレイクアウト」になる可能性があるから、要注意だ。

もちろん、ここから抵抗ゾーンをブレイクすれば、大きく上値余地を拓くでしょう。が、金の大幅な上昇、ドルの更なる下落を共わないなかなか難しいから、ドルの状況も確認しないといけない。


ドルインデックス 日足((@IG証券)

最近金の強気変動を保てた前提条件のひとつは間違いなくドル全体の軟調だ。昨年年初からほど一貫して下落してきたから、比例してみると、ドル建て金の上昇は物足りないさえ思われる。

ドル全体に対する見方もいろいろあるが、上のチャートで表示しているように、先週末ドルインデックスの安値更新、一時に留まり、当日むしろ反騰していたから、安値更新自体が「フォールス」、即ち「ダマシ」になる可能性もある。だから、メイン抵抗ゾーンのブレイクが確認されるまで、金に対する強気見通しもほどほどに、といったところではないか。市況はいかに。

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陳満咲杜



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