来年はグローバル経済史上の分水嶺?取引のビッグチャンスとは?
クレディ・スイスのグローバルリサーチチームが早くも2016年の展望を書き出し、来年のビッグチャンスベスト10も発表した。
同チームは「来年はグローバル経済史上の分水嶺になるだろう」と指摘、「世界主要中央銀行政策が史上最大の相違を生み出す上、構造上の問題と正常なサイクルモメンタムがお互いに衝撃し合うからだ」との根拠を述べた。ECBとBOJがFRBに追随せず、中国が引き続き過剰投資と戦わなければならないことが懸念材料だと強調した。
同行はFRBが4回の利上げを実施するだろうと予想、世界各国経済見通しの開きや格差が大きくなると述べた。チャイナリスクが全般見通しにとって脅威であることを認めるものの、中国経済ハードランディングの可能性が低いと認定、米コアインフレの高まりで金利の上昇を見込めるという。
取引におけるビッグチャンス、クレディ・スイスがベスト10を挙げたが、個人投資家にとって参考になるアドバイスは主に以下の4つに集中される。
1、ユーロ/ドルのショート、第1ターゲットはパリティ、平行してドル/スイスフランのロング、ターゲットは半年以内1.08水準。
2、EU圏株式のロング:ユーロ安やECBのQE拡大がEC圏株式市場を支え、米国株式のパフォーマンスを超えるでしょう。EURO STOXX 600指数は現在の水準から17%の上昇余地が見込まれる
3、豪ドル/ドルのショート:豪中銀とFRB政策の背離、ECBより大きいと予想、商品市場の一段下落や中国経済の軟調が豪ドルを押し下げる要素になり続ける。6ヶ月間の豪ドル/ドルプットオプションがおすすめ
4 ユーロ/ドルの6ヶ月間プットオプションやドル/メキシコペソコールオプション:
米金利上昇につれ、米ドルを大幅押し上げる可能性があり、更に資金流入を招くといった循環的なドル高局面を想定。
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陳 満咲杜
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