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月曜の大局観

陳満咲杜です。またドル安になってきたので、足許の状況をもう一回確認しておきたいと思います。

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ドルインデックス  月足

細かいところを省き、月足を俯瞰すればわかるように、9月安値自体の意味合いが大きかった。5月安値を一時更新したとはいえ、2005年11月高値と相まって再度サポートゾーンの存在を証左していた。その上、GMMAチャートや一目均衡表で測るメインサポートゾーンとの遭遇も然りであった。換言すれば、確かに年初来ドル安が随分進んできたが、ここから「深押し」できない限り、2008年安値を起点とした上昇波が終焉したという判断は性急だ。

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ドル/円  月足

続いてドル/円の月足、確かに2015年高値から引かれるメイン抵抗ラインに再度拒まれているが、GMMAと一目均衡の両方にてなお強気基調の維持が示唆される。ちなみに、昨年夏までの大幅下落でさえ、月足におけるGMMAの弱気サインを点灯せず、ここから年初来高値の更新があれば、むしろブル基調における「鰯喰い」のサインとして点灯していく可能性が注目されるか。

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米10年国債利回り  月足

最後に、ドルは米長期金利次第なので、米10年国債利回りの月足はもうすこしで上放れできる段階におる、と読み取れるのでは。勿論、ここから反落すれば、折角のサインを打ち消すこともあり得るが、米長期金利はまだまだ安値圏におることに鑑み、同蓋然性を軽視できないと思う。市況はいかに。

陳満咲杜

詳しくは投資助言会社グローバルリンクアドバイザーズ株式会社のHPへbullbearfx_img_b


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