陳満咲杜です。
今回は11月1日 18:59に配信したブルベアFX通信の中からドル/円のレポートを公開します。
ドル/円 日足
9月安値を起点としたドル高のトレンドが続いている。既述のように、7月高値の再更新があっても通過点に過ぎず、上昇モメンタムの再加速はこれからだと見る。
ポイントは10月6日罫線が点灯したサインにあることも繰り返し指摘した通りです。同日高値の更新があったからこそ、「ダマシ」のサインと化し、10月27日高値114.45の打診に繋がったわけ。114.45を起点とした反落、途中のスピード調整としてやや想定より深かった(一時113関門割れ)ものの、昨日大きく反騰、本日ザラ場にて一時114関門を打診、所謂「適切な押し」を果たした公算。換言すれば、許容範囲におけるスピード調整があったからこそ、より健全な上昇波を形成していくから、ここから高値更新の蓋然性が高い。
この場合、10月27日罫線が示した「弱気リバーサル」の意味合いが昨日安値まで一旦確認されていたものの、かなり限定的、また昨日の反騰や目先の続伸をもってこれから否定されるなら、再び「ダマシ」のサインとして点灯しよう。そうなると、7月高値の更新があっても通過点に過ぎない、という見方に納得できるでしょう。
GMMAにおけるサインから時系列でみていくなら、「トビウオ」に「鰯喰い」が続き、その後「適切な押し」(日足のサインではないが)を確認できたわけなので、トレンド継続の蓋然性が高い。昨日の押し目を逃した場合、10月高値を更新していないうち、高値追いも一手か。
陳満咲杜
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