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ドル円 トレードの好機を見極める時間帯

FXスクール事務局です。
今回はドル円の動向について再確認したいと思います。

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ドル円相場は米長期金利の上昇や株高が支援材料となり、114.18円近辺で堅調に推移しています。また、前日の相場では欧州中央銀行(ECB)やドラギ総裁の会見を経てユーロが急落したことも現在のドル高継続の要因になっています。

実線は9月8日に107.32円の安値を示現したものの、フェイクセットアップを経てボトム完成から上昇波を形成するフォロースルーを演じました。
その後、実線はGMMAの短長期線や一目均衡表の雲を上抜けて、113.30円近辺まで上昇しました。これにより、買い勢力が高まるエリアに突入したことが分かります。

113.30円近辺を高値に上昇一服となった相場は一週間程度の小レンジ形成、
そして調整の押し目を形成するものの、上昇に勢いが付いているGMMAの長期線がサポート役となり、113.30円の小レンジ上限を上抜けてきました。

9月8日ボトムから形成した上昇幅の38.2%ラインを維持するカタチで高値を更新したことで強気の維持を示唆するカタチとなっています。

目先は7月高値で演じたフォールス・ブレイクアウトの水準を試す展開となっています。

ここまでドル円相場の動向について再確認をしましたが、今回の調整売りから再び上昇へ転じた相場について、ブルベアFX通信では既に10月中旬のレポートで取り上げており、その流れをいよいよ再現するカタチになっていると云えるでしょう。


以下は、10月16日に配信した「ブルベアFX通信」のドル円レポートです。

アナリシス:先週反落、週足では「四連陽」の後に続く形で陰線を形成、4月から繰り返してきたパターン(切り返しが4週連続した後反落に転じる)の可能性が示唆。この場合、6日罫線が示した「フェイクセットアップ」のサインが先週の反落をもたらし、これから一段と下落していく、といったシナリオが想定される。一方、110円台後半は厚いサポート、下放れなしでは前記パターンの消滅につながる。もっとも、目先6日のサインを過大評価すべきではなく、先週の反落をもってすでに効き目を尽くした可能性も。既述のように、北朝鮮の地政学リスクがもたらした円買い、9月7日、8日にて一時4月安値108.10を割り込んでいたものの、その後一転してV字型回復を果たし、9月15日111関門のブレイクをもって同安値更新が「ダマシ」であったことを決定したわけだから、9月の安値更新自体が「フォールス・ブレイクアウト」または「フェイクセットアップ」のサインとして重要視、これからも効き目を果たすでしょう。5月、7月高値の114円台の打診やブレイクなしでは、同サインがもたらした効果が安易に終わらず、途中の反落があっても総じてスピード調整に留まる、といった見方も記述の通り。ゆえに、6日のサインがもたらした反落、途中のスピード調整という位置づけでは限界あり、本格的な下落トレンドに発展しない公算。この意味では、従来の変動パターンに戻るのではなく、従来のパターンを打破していく、という確率は高い。もっとも、5月、7月高値から大型レンジ変動が構築され、同レンジの打破を暗示する形の上放れがあれば、年初来高値の118円台へ「全値戻し」も視野に入るから、6日からのスピード調整、これからの上昇波をより健全化させる側面を否めない。米FRBの資産圧縮計画は今月から正式にスタート、トータルでは三回の利上げ(0.25%幅毎回)の効果に相当と試算され、また年内利上げありといった観測の高まりでドル高の蓋然性が高い。この上、世界主要中央銀行のうち、日銀のみ量的緩和政策を継続、政策の相違が一層鮮明化されている以上、円売りは安心感、または安定感がある。北朝鮮の地政学リスクがなおくすぶるが、9月以来、北の挑発があればむしろドル買いの好機、といった反応パターンを示してきたので、今度の「サプライズ」があれば、スピード調整を終焉させる好機と見做す。


 

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FXスクール事務局


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