ボトムサイクルのトップとオシレータ系指標の関係
FXスクール事務局です。
今回はボトムサイクルのトップとオシレータ系指標の関係について

チャートはドル円の日足です。
下段にはオシレータ系指標のストキャスティクスを描画しています 。
実線のチャートとストキャスティクスをみると、ストキャスティク スが80%以上に上昇すると、実線でトップを形成するというパタ ーンが見受けられます。
たとえば、(1)3月10日高値115.50円を示現したときの ストキャスティクスは80%以上で推移しており、その後80%ラ インを下抜けて下降波を形成しています。
(2)5月11日高値114.36円を示現したときのストキャス ティクスも80%以上で推移しており、その後80%ラインを下抜 けて下降波を形成しました。
(3)7月11日高値114.49円を示現したときのストキャス ティクスも80%以上で推移しており、その後80%ラインを下抜 けて下降波を形成しました。
ここで注目しておきたいポイントとしえ、(1)は(2)よりも高 い位置にあり、(2)は(3)とほぼ同水準で、(3)は(1) よりも低い水準にあります。
つまり、高値を切り下げている状態です。
そのため、オシレータ系指標における逆張り手法が高架を発揮して いると云えそうです。
それでは、(4)はどうでしょうか。
(4)は9月27日に113.24円の高値を示現しました。その 後、ストキャスティクスは80%を下回っていますが、実線は直近 安値を下抜けていません。
つまり、プライスアクションにおけるインサイドの状態が続いてい ます。
これはいままでの(1)~(3)のパターンとは少し異なっている と云えます。
(1)~(3)のパターンでは直近安値を下抜けて下降波を形成し ています。
(4)の現状は、インサイドを形成していることで、再び上昇する 可能性が残されています。
下降トレンドを形成しているとき、ボトムサイクルのトップとオシ レータ系指標には一定の法則を確認することができます。 その一方で(4)のようにいままでのパターンとは異なる形状が出 現するとき、俗にいう「ダマシ」が発生する可能性も潜んでいると 云えそうです。
FXスクール事務局
陳満咲杜と学ぶFX戦略室 無料メルマガ便

▼陳満咲杜と学ぶFX戦略室 無料メルマガ便
FXトレードを一緒に学びませんか?
メールアドレスを入力してお申し込みください。





